月別アーカイブ: 2013年10月

道路元標  兵庫県南あわじ市広田

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道路元標  兵庫県南あわじ市広田

淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、次のとおり。
南あわじ市の北部、国道28号広田交差点から、南あわじ市緑庁舎に入る。庁舎左の駐車場塀側に、鮎屋滝標柱とともに「廣田村道路元標」が残されていた。

淡路島近代化遺産 13 道路元標

■ 基礎データ
名 称:道路元標
分 野:道路施設
所在地:南あわじ市広田広田1064
設計者: −
構 造:花崗岩(高さ60㎝)
竣工年: −

■ 概要説明
大正8年に最初の「道路法」が制定されたことに伴い、路線の起点・終点・通過点を表示する“道路元標”が、市町村ごとに1箇所設置されることになった。この元標は、内務省令により、
25cm角で先端は丸形、高さ60cm、材質は石材などの耐久性のあるものを使用することと定められたので、容易に判別することが出来る。その後、昭和27年に現行の「道路法」ができ、道路元標という制度自体は廃止されたが、近代道路網の整備に大きく貢献することとなった。現在でも、淡路市下司や室津、尾崎などに、複数の道路元標が残っている。

成相ダム・成相池堰堤・北富士ダム  兵庫県南あわじ市八木馬廻

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成相ダム・成相池堰堤・北富士ダム  兵庫県南あわじ市八木馬廻

淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島まるごとミュージアム」風土遺産マップによる成相ダムなどの説明は、次のとおり。北富士ダム(後ろの2枚)も近くにある。
南あわじ市街の国道28号鳥井交差点から、成相ダム・北富士ダムの方へ入る。

淡路島風土遺産 108 歴史と伝説に彩られた神秘の川 成相川

■ 成相池堰堤(旧成相ダム)と成相池は、現在の成相ダムの上流に位置する、粗石モルタル造りのダムで、現在では歴史的環境の創出のため保存されている。ダム周辺は成相渓公園として整備されている。
■ 成相川は、県下でも数少ない源氏ボタルの生息地で、周辺は「 ほたるの里」 として知られ、ゲンジボタルの乱舞は初夏の風物詩となっている。
■ 成相川下流にある成相寺は、境内に樹齢 300 年をこえるイブキの大樹があり、周辺は自然環境保全地域に指定されている。
■ 成相寺中興の僧、実弘上人の祈願によって表れた大蛇が水の氾濫をとめた、という「 蛇磨岩 ( じゃずりいわ ) 伝説」とその時できたといわれる岩がある。

八木のしだれ梅  兵庫県南あわじ市八木馬回

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八木のしだれ梅  兵庫県南あわじ市八木馬回

「淡路島観光ガイド・あわじナビ」観光情報による説明は、次のとおり。開花期写真は現地説明板から。
南あわじ市街の国道28号鳥井交差点から、成相・北富士ダムの方へ行く。ダム近く八木馬回の集落内、村上邸の庭にある。

八木 しだれ紅梅/村上 旭 邸

あわじ花へんろ第56番札所(2月下旬:シダレウメ、3月中旬:ユキヤナギ、5月上旬:ツツジ)
2月中旬頃よりオープンガーデンで庭の植木を公開。なかでも、樹齢約60年、幅約10メートルに広がった枝に、艶やかな薄紅色の花を付ける「シダレウメ」は、テレビ局などが取材に訪れるほど。あまりの艶やかで見事なな佇まいのため、一生に一度の記念にと花嫁姿の写真撮影の依頼もあるとか。夜はライトアップもあり。

成相寺石盤  兵庫県南あわじ市八木馬回

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成相寺石盤  兵庫県南あわじ市八木馬回

現地説明板は、次のとおり。室町時代の石の湯槽か?珍しい。外壁の銘文はわからなかった。
南あわじ市街の国道28号鳥井交差点から、成相ダムの方へ入る。途中、成相川対岸の成相寺に渡る橋があるが、渡らず少し進む。石盤はすぐ車道右側の民家前にある。

県指定文化財 成相寺石盤(せきばん)

指定年月日 平成3年3月30日
所有者 水田房男 管理者 三原町教育委員会

この石盤は、成相寺のもとの境内(寺より南約100m)にあり、石の湯釜、護摩鉢等と伝えられてきたが、県の一部実測と遺存状況確認調査により、湯槽(ゆぶね)とすべきであろうとされた。また、ここは寺の参道べりであり、石盤後方(西側)に石垣状の構造物の一部がみとめられたことや、前方の川堰を「湯殿の井手」と伝えられてきたことなどから、中世寺院における湯屋等の設備が想定される。
石材は砂岩で、ほぼ中央部で大きく二つに割れ、口縁部上面の割れ口にかすがいの痕を二カ所にのこしている。また外壁には銘文がある。
平成3年11月   兵庫県教育委員会

成相寺のイブキ  兵庫県南あわじ市八木馬回

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成相寺のイブキ  兵庫県南あわじ市八木馬回

現地説明板は、次のとおり。町指定とあるが、現在は南あわじ市指定天然記念物。
南あわじ市街の国道28号鳥井交差点から、成相ダムの方へ入る。途中、成相川の対岸に成相寺がある。

成相寺は、淡路島に流されてきた高野山の実弘上人が、高野山を模して建立したと伝えられている。本尊の薬師如来立像(国重要文化財)は平安初期のもので、淡路島最古の仏像とされている。境内のイブキは実弘上人のお手植えであると伝えられる。

町指定天然記念物(いぶき)

寺伝によれば、この木は中興の祖実弘上人のお手植えで樹齢数百年といわれる幹廻り7m高さ16m東西14m南北16m巨木に成長したこの種のものは淡路島内では唯一の存在であり町指定天然記念物とした。
昭和60年11月  三原町

地蔵立像板碑  兵庫県南あわじ市神代社家

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地蔵立像板碑  兵庫県南あわじ市神代社家

現地説明板は、判読不能。南あわじ市HPの「県指定文化財」による説明は、次のとおり。
南あわじ市街の国道28号円行寺交差点から、県道535号により諭鶴羽ダム方向へ行く。途中から上田池方向へ進むと、覚住寺がある。
左は上田八幡神社で、神社左に覚住寺墓地へ登る石段があり、墓地内の堂に地蔵立像板碑が安置されている。

地蔵立像板碑(じぞうりゅうぞういたび)

神代の覚住寺の境内に、地蔵立像を刻んだ自然石板碑が立っています。板碑は柱状に近い石材の平らな碑面の中央部を彫りくぼめ、宝珠と錫杖を持った地蔵立像を厚く彫りだしています。
風化のために地蔵の顔部等の一部は剥落していますが、両袖、袈裟の衣文を豊かに彫刻し、手や足は指先まで繊細に刻まれ、さらには錫杖頭の細部まで精巧に表現されています。下部には、永徳4年(1384年)の刻銘があり、淡路島における南北朝時代に建てられた板碑のすぐれた遺例として、平成3年に兵庫県指定重要文化財に指定されています。

円筒分水工  兵庫県南あわじ市神代浦壁

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円筒分水工  兵庫県南あわじ市神代浦壁

淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、次のとおり。
南あわじ市役所付近の国道28号円行寺交差点から県道535号で行く。私は諭鶴羽山から上田林道を下り上田池に出て、神代浦壁を探した。
円筒分水工が2基あった。場所がわかりにくいので地図を掲げる。

淡路島近代化遺産  3 円筒分水工

■ 基礎データ
名 称:円筒分水工
分 野:農業(灌漑)施設
所在地:南あわじ市神代浦壁市青木
設計者: −
構 造:コンクリート造
竣工年:大正7(1918)年

■ 概要説明
上田池ダムから供給される用水路の分岐路に造られた円筒分水工である。円筒の直径は209㎝あり、上端近くには26個の方形孔が全周に等間隔に開いている。円筒部と外周壁面との空間はコンクリートの壁でいくつかに仕切られ、水路から円筒部に逆サイホンで吹き上げられた水が、仕切壁間の距離に比例した水量に分けられて、各水路に供給される合理的な分水の仕組みとなっている。用水システムが維持され、水路・円筒分水工等が広範囲で築造当初の姿をとどめている点で、歴史的に高く評価される。

上田池ダム  兵庫県南あわじ市神代社家

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上田池ダム  兵庫県南あわじ市神代社家

淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、次のとおり。
南あわじ市役所付近の国道28号円行寺交差点から県道535号などで行く。私は諭鶴羽山から上田林道を下り上田池に出た。堰堤部分は撮影忘れ。

淡路島近代化遺産  2 上田池ダム

■ 基礎データ
名 称:上田池ダム
分 野:農業(灌漑)施設
所在地:南あわじ市神代社家
設計者:高松 博、伊藤 真雄
構 造:直線重力式粗石モルタル造
竣工年:昭和7(1932)年

■ 概要説明
上田池ダムは、貯水量144万m3、満水面積11.3haの農業用貯水ダムである。灌漑地域は、南あわじ市神代・市・榎列のうち、三原川左岸の538haの水田であり、平成2年度からは一部上水道にも供給を開始している。堰堤の規模は、堤高41.5m、堤長131mである。粗石モルタル造堰堤をもつ農業用ダムの中では、我が国最大の堤高規模をもち、また、全国で10件しかない戦前の農業用重力式コンクリートダムのうちの一つとなっている。

諭鶴羽ダム側からの諭鶴羽古道  兵庫県南あわじ市神代浦壁

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諭鶴羽ダム側からの諭鶴羽古道  兵庫県南あわじ市神代浦壁

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による諭鶴羽ダム、及び諭鶴羽古道を守る会HPによる諭鶴羽古道の説明は、次のとおり。
私は諭鶴羽山から上田林道を下り上田池に出て、神代浦壁から県道535号により諭鶴羽ダムへ向かった。ダムの堰堤を渡ると、諭鶴羽山への「諭鶴羽古道入口」があり、古道途中の神倉神社まで往復した。

諭鶴羽ダム

諭鶴羽ダム(ゆづるはダム)は、兵庫県南あわじ市神代浦壁にある、一級河川・三原川水系の幹川である諭鶴羽川に建設されたダムである。
概要
兵庫県が管理する洪水調節その他を目的としたダム。型式は重力式コンクリートダム。このダム湖は1988年(昭和63年)に諭鶴羽湖と命名された。…
ダム湖の諭鶴羽湖一帯は「諭鶴羽ダム公園」として整備されており、周囲には約800本のソメイヨシノが植えられている。
周辺
諭鶴羽古道 – 諭鶴羽山の山頂南側にある諭鶴羽神社への裏参道で、諭鶴羽山への北側からの登山路でもある。約3.2km。

諭鶴羽古道 諭鶴羽ダムより(裏参道)

諭鶴羽古道は、灘黒岩より表参道十八町、また、諭鶴羽ダム牛内ダムより裏参道二十八町。古く修験の道として、昭和の中頃まで地元の人の生活道路として利用されてきた。途中、一町毎の町目地蔵が出迎えてくれ、山歩きがいっそう楽しくなる。また、裏参道は近畿自然歩道にも選定され、関連の道しるべや案内板も立つ。
裏参道 杉木立の急坂を一気に登る。ひときわ大きな道標が見えてくる。ここの大樹に、神の乗られた鶴が羽を休めた由緒ある処。神倉神社。…

諭鶴羽山のアカガシ群落・親子杉  兵庫県南あわじ市

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諭鶴羽山のアカガシ群落・親子杉  兵庫県南あわじ市

現地説明板は、次のとおり。諭鶴羽山神社左から山頂へ、諭鶴羽山古道(裏下山道)を約400m登って行く。社叢林の「アカガシ群落」は兵庫県指定天然記念物。「親子杉」は兵庫の巨樹巨木に選定。近畿百名山選定。

県指定文化財 諭鶴羽山のアカガシ群落
指定年月日 昭和49年3月22日
所有者・管理者 諭鶴羽神社

諭鶴羽山は約610mの高度があり、ここに発達したアカガシ群落が450mから上方に認められ、アカガシの極相林として県下一と目される。この群落の優占アカガシの最大のものは樹高23m・根廻り3mにも達し、スタジイ・カクレミノ・イヌクスなど20種以上の樹木をまじえて茂っている。また、昭和48年の調査では、ウグイス・ホオジロ・ヒヨドリを優占種とする8種の鳥類と、アオスジアゲハを優占種とする7種の蝶類が確認されている。以上のように、諭鶴羽山のアカガシ群落は林相・面積、かつまた動物生態系において貴重な存在である。
年 月(判読不明)  兵庫県教育委員会