成相寺のイブキ 兵庫県南あわじ市八木馬回
現地説明板は、次のとおり。町指定とあるが、現在は南あわじ市指定天然記念物。
南あわじ市街の国道28号鳥井交差点から、成相ダムの方へ入る。途中、成相川の対岸に成相寺がある。
成相寺は、淡路島に流されてきた高野山の実弘上人が、高野山を模して建立したと伝えられている。本尊の薬師如来立像(国重要文化財)は平安初期のもので、淡路島最古の仏像とされている。境内のイブキは実弘上人のお手植えであると伝えられる。
町指定天然記念物(いぶき)
寺伝によれば、この木は中興の祖実弘上人のお手植えで樹齢数百年といわれる幹廻り7m高さ16m東西14m南北16m巨木に成長したこの種のものは淡路島内では唯一の存在であり町指定天然記念物とした。
昭和60年11月 三原町