地蔵立像板碑  兵庫県南あわじ市神代社家

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地蔵立像板碑  兵庫県南あわじ市神代社家

現地説明板は、判読不能。南あわじ市HPの「県指定文化財」による説明は、次のとおり。
南あわじ市街の国道28号円行寺交差点から、県道535号により諭鶴羽ダム方向へ行く。途中から上田池方向へ進むと、覚住寺がある。
左は上田八幡神社で、神社左に覚住寺墓地へ登る石段があり、墓地内の堂に地蔵立像板碑が安置されている。

地蔵立像板碑(じぞうりゅうぞういたび)

神代の覚住寺の境内に、地蔵立像を刻んだ自然石板碑が立っています。板碑は柱状に近い石材の平らな碑面の中央部を彫りくぼめ、宝珠と錫杖を持った地蔵立像を厚く彫りだしています。
風化のために地蔵の顔部等の一部は剥落していますが、両袖、袈裟の衣文を豊かに彫刻し、手や足は指先まで繊細に刻まれ、さらには錫杖頭の細部まで精巧に表現されています。下部には、永徳4年(1384年)の刻銘があり、淡路島における南北朝時代に建てられた板碑のすぐれた遺例として、平成3年に兵庫県指定重要文化財に指定されています。