長崎市政への提案 「公会堂存続へ住民投票運動は、現在地に建設を」などは回答せず
「公会堂存続へ住民投票運動は、現在地に建設を」などについて、次の市政提案をしていますが、まだ回答がありません。長崎市にとって何か不都合なことがあるのでしょうか。前の提案とは主旨内容は違います。
・6月22日送信 「公会堂存続へ住民投票運動」は、現在地に建設を
・7月 3日送信 長崎原爆遺構の国指定史跡申請
情報公開条例と市政提案制度の主旨を良く理解するべきではありませんか。回答しないなら、今回の事例に対する総務部総務課の法的見解と、回答しない理由書を文書によって早急にお願いします。
匿名やメールアドレスは、提案の必須要件ではありません。私に直接回答は不要ですから、これまでの主な提案や回答により必ず公表してください。
歴代最低レベルの長崎市長と長崎市議会ではないでしょうか。私たちのせっかくの税金が、公共事業の食い物にされているような感じがします。市庁舎は長崎の城であり、象徴と中核となるものです。西役所跡の県庁跡地が最適と思います。
歴史と文化のある大長崎市の気概と誇りを持って、市民の意見を良く聞き、長崎県とも協力して事を処したら、長崎のすばらしいまちづくりが、おのずから生まれてくるものと期待します。市政に無用な混乱ばかり起こさないでください。長崎市長は自分の評価をますます落としていることを気付くべきではありませんか。
情報公開条例と市政提案制度の不適切な運用である。画像の長崎市公会堂 存続願う声 「復興と平和のシンボル」 [長崎県]は、2016/07/13付 西日本新聞夕刊記事から。
注 「公会堂を存続させる会」は、6月29日「公会堂の未来活用を問う会」と名前を変えている。
・6月22日送信 「公会堂存続へ住民投票運動」は、現在地に建設を
「公会堂存続へ住民投票運動」について、長崎新聞県内トピックス(2016年6月21日更新)は、次のとおり。
長崎市が老朽化や耐震性の低さを理由に昨年3月廃止した市公会堂を巡り、再開を求めている市民団体「公会堂を存続させる会」(林一馬代表)は20日、市役所で会見し、公会堂の存続の是非を問う住民投票の実施を目指す方針を正式発表した。…
会見で林代表は、現在開会中の定例市議会に市が公会堂の解体予算を提案していることについて、「公会堂の代替施設の建設の見通しは立っておらず、大変な暴挙だ」と批判。「住民投票の実施は高いハードルだが、私たちに残された道はこれしかない」と訴えた。
市選管によると、条例制定を請求するには、市内有権 者数の50分の1(約7300人)の署名が必要という。
「公会堂を存続させる会」は、長崎県庁跡地へ建設を要望しているようだが、長崎市の考えは思わしくない。いろいろ市政に混乱を生じさせているのは、ひとえに長崎市長や長崎市議会の民意を理解しない大型事業のあり方である。
私が6月20日次のとおり長崎市政への提案をしている。これに真摯に対応すると、「公会堂存続へ住民投票運動」は無用なこととなり、市民団体や市民の総意にかなうものと考える。提案の回答を早急にお願いしたい。
1 先日の6月市議会一般質問に対し、長崎市長は「市庁舎の建設は、自分の責務である」と答弁しているが、「市民の総意に基づいた」という前段が感じられない。すべて権限が自分に あるように事を進め、その努力をしないのは不適切な発言である。民主主義と民意を良く理解すべきであろう。
2 現在の市庁舎建設計画は、その後の熊本地震や長崎県庁の正式移転など情勢の変化を考慮せず、既定方針を頑なに押し付けている。長崎のまちづくりに対するビジョンに欠けた方針である。再検討をお願いしたい。
3 長崎県知事は、長崎市から申し出があれば、県庁跡地に長崎市庁舎を建てることを検討すると明言した。2の災害など諸事情から勘案すると、県庁跡地に長崎市庁舎 を建てることが最適であり、長崎市民の総意にかなうと考えられる。
4 長崎市が長崎駅西側に計画しているMICE(マイス)事業は、長崎県が県庁跡地に計画している文化交流施設と同じようなものである。県庁跡地の代替えとして、この土地は長崎県に譲渡し、県市合同でそのような施設を建設すると、二重投資とならない。
5 長崎市公会堂跡地には、そのまま耐震工事を施した新公会堂を建設する。公会堂前広場は長崎くんち踊り場として、従来どおり使用するようにする。
6 長崎市が抱える課題を解決するのには、以上のような案ではどうでしょうか。将来に禍根を残す施策は、ぜひ慎んでほしい。市庁舎建設財政積立金は、無駄なく使用すべきである。
・7月 3日送信 長崎原爆遺構の国指定史跡申請
国の文化審議会は6月17日、長崎原爆の爆心地(松山町)・旧城山国民学校校舎(城山町)・浦上天主堂旧鐘楼(本尾町)・旧長崎医科大学門柱(坂本1丁目)・山王神社二の鳥居(同)の5件の被爆遺構で構成する「長崎原爆遺跡」を国史跡に指定するよう文部科学相に答申した。国は早ければ11月にも指定する。被爆の実相を伝える国指定史跡は広島市の原爆ドームに続き2例目になる。
長崎市民として疑問を感じるのは、平和公園(爆心地公園)内に移設復元している浦上天主堂の廃墟の一部や、平和公園内の長崎刑務所浦上刑務支所跡の遺構がある。先の回答では「ご指摘の構造物は、原位 置が変更されているため、史跡指定を目指す調査検討の対象に含まれておりませんでした」などとするのは、長崎市長の大失態だったのではありませんか。
今からすぐ他の遺構と同時指定とならないか、最善の努力で国へ働きかけてほしいと思います。
(2016年10月6日 追 記)
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容紹介に、次のとおりあった。回答が遅く、私には何の連絡がなかった。【2016年08月04日回答】と日付を遡った処理をしたと思われる。
ご意見(要旨) 【長崎市政への提案 「公会堂存続へ住民投票運動は、現在地に建設を」などは回答せず】 性別:【男性】 年代:【70代】 【2016年07月受信】
何とした民主主義と民意を理解しない長崎市長と市議会でしょうか。情報公開条例と市政提案制度の主旨もまったく理解していません。住民投票請求が2例となるのは、全国に長崎市政の恥さらしです。
私ブログの次の記事としましたから、長崎市長以下、関係者はよく読んで検討してください。
長崎市政への提案 「公会堂存続へ住民投票運動は、現在地に建設を」などは回答せず
https://misakimichi.com/archives/5153
長崎県庁跡地に、歴史と文化の香る全国に誇る長崎市庁舎を建設しましょう。
長崎市公会堂は、現在地に今のデザインを残し耐震化した新公会堂を建設しましょう。
出島復元計画の表門橋は、石組みが見つかったので、これを活かし、アーチ式石橋を一部にでも何とか造れませんか。
以上の財源問題は、知恵を働かせると、市民も大いに協力するでしょう。
【2016年08月04日回答】 回答 【広報広聴課】【出島復元整備室】
出島復元計画について以下の通り回答いたします。
旧出島橋の石材の一部が、平成26年から平成27年にかけて行いました出島の対岸にあたる江戸町側の発掘調査によって見つかりました。石材の一部は、護岸工事に伴って、整備された石垣や石段に転用され、また、一部は廃棄された状態で見つかっております。
発見された石材は、現在、出島の史跡内で、自由にご覧いただけるよう公開・保管しながら、一つ一つの石材の調査を行い、旧出島橋の部材として特定を行い、往時の出島橋の姿を検証しているところです。これらの石材は、転用時に加工されているものもあるため、本来の石橋の復元の可能性について調査を行い、今後、検討してまいります。
なお、「公会堂存続へ住民投票運動は現在地に建設を」につきましては、6月20日および7月4日に長崎市としての見解を示しており、その中で公会堂跡地の意見につきましても、7月4日に市の方針を示しております。
また、「長崎原爆遺構の国指定の史跡申請」の意見の回答につきましても、6月24日に回答しております。
以上、ご確認いただきますようお願いいたします。
一度回答した内容について、再度同じ趣旨の提案をいただいた場合は、関係部局へ情報提供のみさせていただきますので、ご了承ください。
関係所属 広報広聴課 【直通番号】:095-829-1114】