大村市中里のカキノキ 大村市中里町
国道34号線が鈴田峠を過ぎ、長崎高速道の高い陸橋下をくぐるやや手前、鈴田交差点から左へ入る。JR大村線ガード下を通り、まっすぐ進むと大神宮がある。この道は長崎街道の道。ずっと案内標識がある。街道がやがて右へ折れ、坂道を上がると数軒の集落がある。
大カキノキは、この集落の右かなり後方奥、高速道を向いた斜面地の畑地にある。朝永畳店の上道から歩いて行くが、少しわかりにくい。軽自動車なら畳店のすぐ先の家の石垣に「中里町」の住居表示板があり、ここから右へ家や牛舎の間の急な農道を登って行く。上で下からの道と合ったら下へ下って行くと、大カーブの畑地に大カキノキが見える。
農道を戻ってそのまま登ると、長崎街道の道と再び合う。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。同氏が最近見つけられた木。昨年12月16日にHPを更新されていた。位置図はHPにある。
畳店で聞くと、ここは同集落の田中宅の前の屋敷が、50年くらい前まであった。カキノキはこのため残ったのではないだろうか。屋敷跡には地蔵と別のカキノキもあった。
最後の写真は、途中の大神宮において石段を上から。
大カキノキ
大村市中里町の斜面の畑の隅にある。主幹は途中で折れて、そこから枝がでていて、実をつけている。幹には洞がある。樹高は7〜8mほどで高くはないが、四方に枝を広げた樹形はいい。幹周りは2.2m。
カキノキの巨木をネットで調べたら、
幹周り4.4m 市指定(樹齢300年以上)
幹周り3.2m 町指定(500年)
幹周り2.4m ………(370年)
幹周り2.3m 県指定(260年)
幹周り2.0m 市指定(260年)
幹周り1.8m 市指定( 不明 )がある。
このカキノキは巨木と言えそうだ。樹齢は250年ほど…か。