月別アーカイブ: 2008年7月

千巌山・高舞登山  上天草市松島町合津

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千巌山・高舞登山  上天草市松島町合津

上天草市松島町の大景勝地。千巌山・高舞登山と合わせて国指定名勝になっている。
千巌山は、国道324号線の松島観光汽船・天草フェリーライン合津港のところに登山道路入口がある。山頂へは駐車場から奇岩の中を10分ほど歩いて登る。
高舞登山は、合津港まだ手前、同国道「合津」交差点から姫戸町へ八代海沿いに南下する国道266号線へ右折して入る。しばらく行った阿村トンネルまだ手前右に登山道路入口がある。
熊本県観光サイトHP「なごみ紀行 くまもと」による説明は次のとおり。

千巌山(せんがんやま)

松島の西方に位置する標高162メートルの山で、天草松島の好展望地として知られ、高舞登山とともに「国の名勝」に指定されています。奇岩怪石が多いため千巌山の名がつけられました。車では途中までしか登れず、駐車場からは歩くことになります。駐車場横には、フィールドアスレチックがあり、子供も大人も楽しめます。山頂からは西に有明海、雲仙、北に大矢野島、東に不知火等が眺めることができ、多少歩いても見る価値はあります。

所在地 上天草市松島町合津

高舞登山(たかぶとやま)

松島町の東方にある標高117メートルの小山で、千巌山と並ぶ景勝地です。頂上付近からは西に有明海を経て雲仙を望み、東に不知火海、はるか遠くには阿蘇を眺めることのできる松島随一の展望地です。九州自然歩道観海アルプスコースの基点で、文字通り海を眺めながらのコースになっています。コース沿いにはヤブツバキ、アセビ、ツゲ等の群落がありマツ、カシなどの常緑樹も多く山歩きが楽しめます。

所在地 上天草市松島町合津

金性寺寺橋  上天草市松島町教良木

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金性寺寺橋  上天草市松島町教良木

アーチ石橋でないが、上天草市松島町に残る桁石橋。松島町の知十橋から姫戸町方面へ県道290号線と金山橋からなお県道34号線により松島町教良木へ入る。金性寺は教良木小学校から600m先の県道川向かいにある。
参道石段右脇に、幹囲4mほどの大杉が立っていた。
N氏HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋 熊本県の石橋」によるデータは次のとおり。

写真       №1,306    金性寺寺橋        2004.12.04
上天草市松島町教良木
橋長:3.95m  橋幅:3.0m  拱矢:0.3m  2径間桁橋 9本×2
県道34号線教良木小の600m西に金性寺があります。

矢岳巨石群遺跡(ドルメン)  上天草市姫戸町姫浦

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矢岳巨石群遺跡(ドルメン)  上天草市姫戸町姫浦

上天草市姫戸町を代表する山が白嶽(標高373m)。白嶽森林公園へは、松島町内野河内から姫戸町へ抜ける県道290号線二弁当峠より登山道路があるが、私は姫戸町から県道266号線により牟田口まで行き、ここから上った。この道がよく整備されていた。

矢岳巨石群遺跡(ドルメン)は、この白嶽山林公園の車道より矢岳神社を通って徒歩8分のところにある。登山道を上に登ると20分ほどで白嶽山頂へ着く。
最後の石は冬至・夏至など祭祀用?「堺石」か。車道下の方のまだ手前にある。
熊本県観光サイトHP「なごみ紀行 くまもと」による説明は次のとおり。

矢岳巨石群遺跡(ドルメン)

白嶽森林公園の巨石群遺跡内に長さ13m、幅6m、厚さ2.5mの巨石があり、ドルメン(支石墓)とすれば世界最大級のものです。また、盃状穴や方位を示す線刻や方位石などが点在し、古代のロマンにタイムスリップ出来るような場所です。
白嶽山林公園の車道より徒歩8分。

白 嶽   (2)  上天草市姫戸町姫浦

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白 嶽  (2)  上天草市姫戸町姫浦

上天草市姫戸町を代表する山が白嶽(標高373m)。高さは念珠岳(標高503m)が勝るが、眺望は白嶽が圧倒的に優れている。
白嶽は独立峰ではなく連山。白嶽の外に矢岳、中岳、谷を挟み鋸岳などが連なる。「観海アルプス」と呼ばれ、九州自然歩道となっている。
この付近の山の特徴は、巨石とまでいかなくも、大石・大岩の山である。

白嶽森林公園へは、松島町内野河内から姫戸町へ抜ける県道290号線二弁当峠より登山道路があるが、私は姫戸町から県道266号線により牟田口まで行き、ここから上った。この道がよく整備され、帰りに二弁当峠へ下った。
(1)は、前日夕暮れの山頂からの展望と翌朝の湿原と不動の滝。(2)はこの翌朝の山頂からの展望。ドルメン(別項)へ回ると山頂までは1時間ほど要し、急登であった。
山頂説明板及び熊本県観光サイトHP「なごみ紀行 くまもと」による説明は次のとおり。

白  嶽

白嶽(標高373m)という名の由来は、遠くから眺めた屏風様の山の岩肌が白く見えることから名付けられ、山頂に積み重なっている岩石は約2億年前大きな山が陥没し、八代海を形成したとき上から崩壊した岩が折り重なって出来たものと言われています。
また、途中の谷は清冽な湧水で湿地帯となり、天然記念物「ヒモヅル」「ミズゴケ」の群生地としても重要な場所となっています。
(注意) ヒモズル・ミズゴケの盗掘・採取は厳禁                環境庁・熊本県

白嶽森林公園

雲仙天草国立内にある総面積50haの自然公園で、園内にはキャンプ場、不動の滝、矢岳神社、矢岳巨石群遺跡、九州自然遊歩道、天草では珍しい高地の湿地帯など、森林浴と癒しに最適な公園です。また、園内の外周の峯々を遊歩道で網図状に結び入園者が自分の体力にあったコースが選べるのが魅力です。

所在地 上天草市姫戸町

白 嶽   (1)  上天草市姫戸町姫浦

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白 嶽  (1)  上天草市姫戸町姫浦

上天草市姫戸町を代表する山が白嶽(標高373m)。高さは念珠岳(標高503m)が勝るが、眺望は白嶽が圧倒的に優れている。
白嶽は独立峰ではなく連山。白嶽の外に矢岳、中岳、谷を挟み鋸岳などが連なる。「観海アルプス」と呼ばれ、九州自然歩道となっている。
この付近の山の特徴は、巨石とまでいかなくも、大石・大岩の山である。

白嶽森林公園へは、松島町内野河内から姫戸町へ抜ける県道290号線二弁当峠より登山道路があるが、私は姫戸町から県道266号線により牟田口まで行き、ここから上った。この道がよく整備され、帰りに二弁当峠へ下った。
(1)は、前日夕暮れの山頂からの展望と翌朝の湿原と不動の滝。(2)はこの翌朝の山頂からの展望。ドルメン(別項)へ回ると山頂までは1時間ほど要し、急登であった。
山頂説明板及び熊本県観光サイトHP「なごみ紀行 くまもと」による説明は次のとおり。

白  嶽

白嶽(標高373m)という名の由来は、遠くから眺めた屏風様の山の岩肌が白く見えることから名付けられ、山頂に積み重なっている岩石は約2億年前大きな山が陥没し、八代海を形成したとき上から崩壊した岩が折り重なって出来たものと言われています。
また、途中の谷は清冽な湧水で湿地帯となり、天然記念物「ヒモヅル」「ミズゴケ」の群生地としても重要な場所となっています。
(注意) ヒモズル・ミズゴケの盗掘・採取は厳禁                環境庁・熊本県

白嶽森林公園

雲仙天草国立内にある総面積50haの自然公園で、園内にはキャンプ場、不動の滝、矢岳神社、矢岳巨石群遺跡、九州自然遊歩道、天草では珍しい高地の湿地帯など、森林浴と癒しに最適な公園です。また、園内の外周の峯々を遊歩道で網図状に結び入園者が自分の体力にあったコースが選べるのが魅力です。

所在地 上天草市姫戸町

永目神社のアコウ  上天草市姫戸町姫浦

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永目神社のアコウ  上天草市姫戸町姫浦

アコウとして全国3位の大樹とある。平成8年2月、熊本県指定天然記念物になったにもかかわらず、「ふるさと熊本の樹木」登録樹となっていないのがわからない。
永目神社は、姫戸町の中心から八代海沿いに国道266号線を約3.2km北へ向かったところの国道脇にある。鳥居の扁額には「十五社」とあった。
熊本県観光サイトHP「なごみ紀行 くまもと」に紹介がなく、上天草市教育委員会「上天草市の文化財」平成18年刊29頁による説明は次のとおり。

永目神社のアコウ

姫戸町姫浦3947番地2  県指定:平成8年2月14日
あこう〔赤秀〕クワ科目の亜熱帯高木で、幹の周囲から気根(地上の茎、幹から出て空気中に露出した根)を出すのが特徴です。
永目神社のアコウの木は、推定樹齢300年・幹囲11.2m・樹高約15mで全国三位の大樹です。また境内の敷地いっぱいに張り出した根は年輪の重さを感じさせ、神社のご神木として永目地区で大切に保存活動が行われています。

権現鍾乳洞  上天草市姫戸町二間戸

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権現鍾乳洞  上天草市姫戸町二間戸

国道266号線で龍ヶ岳町から姫戸町へ入った町境。海岸に突き出たところに権現山(標高221.2m)がある。鍾乳洞はこの山腹にあり、ヤマハマリン天草製造株式会社正門のちょうど裏方となる側の国道から山手へ車道を上って行く。

道路標識は姫戸側からのみ表示があった。車道行止まりに駐車広場があり、ここから歩いて5分だが、途中はすごかった。崖斜面を大工事している。落石の危険がある道である。
小さな規模の鍾乳洞。そのためパンフレットやHPではあまりふれないのではないか。
上天草市教育委員会編「上天草市の文化財」平成18年刊31頁による説明は次のとおり。市指定天然記念物ではない。権現のいしぶみ、普賢菩薩の由来は現地説明板から。

天然記念物  権現鍾乳洞  (姫戸町二間戸)

権現山の八合目付近に、その鍾乳洞は在ります。入り口の高さは6m、幅2.5m、調査済みの奥行きは130m。天草で唯一の鍾乳洞です。入り口から7.8mほど入った所が25畳敷き程の広場となって権現大明神が祭られ、その地点よりさらに120m奥に、阿弥陀如来像が奉られています。
現在より七千万年前に隆起して、一万年前に山口県・秋吉台の鍾乳洞と同じように完成していましたが、鍾乳石柱と鍾乳石は盗難に遭い、現在は観察することができません。

権 現  いしぶみ

水の流るゝ如く悠久幾千万年、幽玄神秘の鍾乳洞、奥行124m、洞奥に御二体阿弥陀如来御安置。向かって右側、享保19年甲寅(1734)、八代将軍徳川吉宗の治世、栖本町円性寺住職真誉観円法界結縁のため寄進。…途中略…
昭和59年4月1日、神代区に於て権現道路開通式並阿弥陀如来250年、同99年法要、権現様109年祭を神仏式にて盛大に行ふ。之を記念し神代区並ゆかりの人、相はかり此のいしぶみを建立す。
昭和61年10月吉日
神代区  栖本町  円性寺      竹中重次郎孫  竹中虎雄
古賀弥平次曽孫  古賀康口 〃 古賀兼八 〃 堀江イツ 〃 西岡フジエ
田中庄屋家末裔  田中秀穂     設計施工奉仕  松本組

普賢菩薩の由来

権現鍾乳洞北穴の石仏は古老の云い伝へに普賢菩薩と云はるるが寄進者氏名号等不明なりしが平成5年本渡市宮地岳町旧中西庄屋家の末裔中西隆昭氏より中西家の先祖が宮地岳町行人岳と二間戸穴権現に普賢菩薩を寄進したる旨代々庄屋家に云い伝えありと調査依頼あり。
翌6年3月中西家より行人岳(477m)普賢菩薩の祭礼に御案内を頂き参詣。同菩薩像前の碑に寛延3年(1750年)中西庄屋家4代中西忠左衛門は5代庄屋を弟亀右衛門にゆずり全国行脚四国に於て普賢菩薩御二体弁財天御一体を奉戴すと銘記あり中西家の御寄進と確認せらる。
御安置以来246年暗黒の北穴入口に或いは風雨に晒され北穴の仏様として神代区民の信仰篤きところである。茲而普賢菩薩の由来を誌し後世に伝えんことを願い由来の碑を建立す。
平成8年4月吉日                            姫戸町文化財保護委員会
普賢菩薩は釈迦の高弟で仏の理知と慈悲の徳を司り衆生済度のためにつくされると云われます。昭和47年天草大水害のため北穴に土砂流入し危険のため普賢菩薩像は権現鍾乳洞入口に御移転仮安置されております。

龍ヶ岳  上天草市龍ヶ岳町龍ヶ岳

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龍ヶ岳  上天草市龍ヶ岳町龍ヶ岳

龍ヶ岳は、天草上島南端に位置し、標高470mの高峰。干巌山などと天草における2大展望所の1つ。国指定名勝。国道266号線に登山道路はいろいろあるが、私は龍ヶ岳町鳴川から上がり、姫戸町二間戸へ下った。
熊本県観光サイト「なごみ紀行 くまもと」による説明は次のとおり。

龍ヶ岳山頂広場

不知火海に面した、標高470mの龍ヶ岳山頂にある公園です。天草海の大小さまざまな島、対岸の八代や雲仙普賢岳までもが見える眺望のよさです。この山頂展望所を訪れた詩人野口雨情も「阿蘇や雲仙霧島までも龍ヶ岳からひとながめ」と詩を残しています。山頂公園内には、ロッジ4棟・バンガロー10棟・テントサイトがそろっているキャンプ場があります。ミューイ天文台近くにあります。桜の名所としても知られています。

山頂からは樋島や御所浦島など八代海に浮かぶ島々が一望でき、晴れた日には遠く、阿蘇・雲仙・霧島なども眺められ、国の名勝に指定されています。

所在地 上天草市龍ヶ岳町龍ヶ岳

倉 岳  天草市倉岳町棚底  

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倉 岳  天草市倉岳町棚底

天草最高峰の山、倉岳は標高682m。天草市倉岳町の背後にそびえる。倉岳への登山道路は倉岳町からと、反対の栖本町側からあり、山頂まで車で行ける。
旧倉岳町HPによる説明は次のとおり。山頂井戸「倉岳霊水」の説明は、現地石碑から。

天草最高峰の倉岳

「観海アルプス」と呼ばれる山々が連なる天草上島東海岸。 その一角を占めるのが天草最高峰の倉岳です。眼下に不知火海と点在する島々が広がります。島影の向こうから朝日が昇るさまは神秘的です。

◇ 倉岳霊水
昭和30年12月御所浦出身の日本山妙法寺近藤妙有法尼が、平和祈念の宝塔建立のため、倉岳町を訪れた際、倉岳神社に水がないと聞き、当山頂に向かって2時間に及ぶ祈りを奉げ、霊感を得て直ちに登山し、この場所を掘り下げたところ岩間から水がにじみ出た。
この霊水は未来永劫涸れることはないと法尼は言い残している。

諏訪神社の大蘇鉄  天草市諏訪町

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諏訪神社の大蘇鉄  天草市諏訪町

「ふるさと熊本の樹木」登録樹でないが、本渡市指定文化財の「諏訪神社の大蘇鉄」がある。
諏訪神社は、本渡市街の中央部、諏訪町にある。港町交差点から県道24号線本渡下田線により栄町を過ぎた天草厚生病院の角から右へ入る。
現地説明板は次のとおり。さざれ石の鉱石実物やコンクリート造の赤橋があった。

本渡市指定文化財  諏訪神社大蘇鉄

指定年月日 昭和47年9月27日  管理者 本渡諏訪神社 宮司 大野康孝
この蘇鉄は、大正4年(1915)浜宮(現在の中央新町)より現在地への諏訪神社遷宮を記念し、翌大正5年に氏子の森邦太郎・鶴田八十八の両氏が奉納した蘇鉄である。樹齢200余年を越え、社殿に向かって右は、樹高6.1m・根回り4.4m、左は、樹高5.7m・根回り4.0mの巨木で、両方とも雌樹である。主幹が真直ぐに伸ぶ均整のとれた見事な枝振りと、樹勢の盛んな貴珍の銘木として社頭の景観をかたどり、多くの参拝者に親しまれている。
本渡市教育委員会