東彼杵町の風景・史跡 (1)
2014年5月9日(金)、長崎県東彼杵群東彼杵町へ。ダンボールSL巡回展のあと、町内の近くを訪ねる。
そのぎ茶市、彼杵神社の参道橋、元禄船着場跡の彼杵港、彼杵川の飛び石など
東彼杵町の風景・史跡 (1)
2014年5月9日(金)、長崎県東彼杵群東彼杵町へ。ダンボールSL巡回展のあと、町内の近くを訪ねる。
そのぎ茶市、彼杵神社の参道橋、元禄船着場跡の彼杵港、彼杵川の飛び石など
これが、実物大ダンボール蒸気機関車D51 東彼杵町で11日まで公開
ダンボール約4千個を使った蒸気機関車(SL)D51の実物大模型を、東京の設計事務所を退職した長崎県南島原市の島英雄さん(64)が10カ月かけて製作し、3日から東彼杵町の町総合会館文化ホールで一般公開している。11日まで。入場無料。
機関車はステージ上に設置している。ステージに上がって目の前で見ることもできる。本体+炭水車で、全長約20m、高さ約4m、幅約3mと迫力満点。東彼杵町が特に要請して開催された。模型は町民が組み立てた。
3日からきょうまでの累計観覧者数は、全国から訪れ約11,000人という。次回は南島原市で6月中に予定。近くの通りで東彼杵町の新茶まつりもあっていた。
東彼杵町による開催お知らせ及び西日本新聞の記事は、次のとおり。
第1回巡回展 – D51 蒸気機関車 原寸ダンボール模型を作る
第1回巡回展示のお知らせ
長崎県東彼杵町総合会館文化ホール グリーンハートホールにて第一回巡回展を開催しております。劇場型ホールのステージの上に、まちづくり会議のみなさんや住民の方々といっしょに機関車を組み立てました。壁面を利用して、蒸気機関車の映像を映したり、素晴らしい音響設備を使って臨場感あふれる走行音や鉄道にまつわる音楽を聴くことができます。また、ぬりえのワークショップも開かれておりますので、鉄道に興味のないお子さんもごいっしょに楽しめるイベントです。
開催内容
主 催 長崎県東彼杵町役場
展示場所 東彼杵町総合会館文化ホール グリーンハートホール
開催期間 平成26年5月2日(土)〜5月11日(日)
5月2日(金) 9:30〜組立
5月3日(土)〜6日(火) 10:00〜17:00 一般開放
5月7日(水)〜8日(木) 予約団体見学のため閉館
5月9日(金)〜11日(日) 10:00〜20:00 一般開放
5月3日(土)10:00からオープニングセレモニーを行います。
入 場 料 無料
同時開催 おもちゃ作りのワークショップ 指導:山田祐(少年山荘P)
東彼杵町及び長崎県特産物の販売
問い合わせ先 東彼杵町役場まちづくり課 電話 0957-46-1111
実物大SL、段ボール4千個で製作 長崎の建築士が一般公開 [長崎県]
=2014/05/04付 西日本新聞朝刊=
段ボールを使った蒸気機関車(SL)の実物大模型を、東京の設計事務所を退職した長崎県南島原市の島英雄さん(64)が10カ月かけて製作し、3日から同県東彼杵町の町総合会館文化ホールで一般公開している。11日まで(7、8日は休館)。入場無料。
模型は「デゴイチ」の愛称で親しまれる「D51」。全長約20メートル、幅約3メートル、高さ約4メートル。南島原市の市場関係者から譲り受けた段ボール箱約4千個を使い、約1700個の部品を製作。旧国鉄の設計図を参考に、駆動装置などは実物を採寸して、ボルトなどの細部も忠実に再現した。町のボランティアとともに、2日がかりで重量1・5トンの車体へと組み上げた。
島さんは1級建築士で、大の鉄道ファン。幼い頃から実物大のSL模型を作るのが夢だったという。各地から早速、展示の引き合いがあり、福岡市や南島原市などで巡回展を計画している。島さんは「子どもたちにものづくりの楽しさを伝えたい」と話している。
ハウステンボス 花と光の王国「チューリップ祭」(2) 2014.2.15〜4.13
世界最大級のイルミネーション、日本最多品種のチューリップ、桜と芝桜の競演など、ご来場日によって様々な楽しみ方ができる特別な「春」。
さあ、あなたはいつ訪れますか? 2014年3月7日(金)の様子。妻が出かけた。
ハウステンボス 花と光の王国「チューリップ祭」(1) 2014.2.15〜4.13
世界最大級のイルミネーション、日本最多品種のチューリップ、桜と芝桜の競演など、ご来場日によって様々な楽しみ方ができる特別な「春」。
さあ、あなたはいつ訪れますか? 2014年3月7日(金)の様子。妻が出かけた。
「海きらら」九十九島水族館 佐世保市鹿子前町
2011年3月4日に妻が撮影。佐世保の観光イベント情報サイト SIGHT−SASEBO による説明は次のとおり。
西海パールシーリゾート 西海国立公園九十九島水族館「海きらら」
西海国立公園九十九島水族館「海きらら」は、国立公園に指定されている九十九島の海を再現した、全国的にも数少ない地域密着型の水族館。太陽の下で楽しむ屋外型大水槽をはじめ、映像と音楽、ライティングが幻想的な世界を創り出すクラゲドーム、可愛いイルカたちが泳ぐイルカプールは必見! 九十九島を海中散歩しているような、大人も楽しめる新水族館です。
■イルカ達が待ってるよ!
全国でも珍しい海の国立公園 西海国立公園。208の島々が広がる九十九島の海には、希少な植物や生物たちが生息しています。手つかずの大自然を体感できる『西海パールシーリゾート』内に、西海国立公園九十九島水族館『海きらら』がオープン!
早くもアイドルとして注目されているのが、3頭のイルカたち。天気のいい日は、九十九島の海を一望できる展望ロビーから外に出て、3頭の泳ぐ姿を間近に見ることができます。
■自然の海を覗いたような九十九島湾大水槽
約120種類13,000匹の生き物を展示した水深4.8m、水量650tの『九十九島湾大水槽』も魅力のひとつ。屋根がなく直射日光が降り注ぐのが最大の特徴で、水槽の深い部分から水面までを回廊式の通路から見ると、まるで海中を散歩しているよう。何時間でも生き物たちを眺めていたくなる空間です。
■癒しの空間「クラゲシンフォニードーム」
九十九島の海には約100種類のクラゲが確認されており、入れ替えを行いながら、全種類展示を目指しています。ドーム型のスクリーンに映し出される映像と癒しの音楽のなか、幻想的な光でクラゲが浮かびあがる仕掛けも。地下にはノーベル賞を受賞した下村脩博士研究コーナーもあり、オワンクラゲの展示や研究成果などの展示も予定されています。
その他にもカブトガニのコーナーや、九十九島の生き物に触れることのできるタッチング水槽、海の生き物遊具で遊ぶことができる広場もお見逃しなく。
館内を満喫した後、遊覧船やシーカヤック、ヨットで、九十九島の海風を体感するのもおススメ。
無数の島影で命を育んでいる海の生き物たちの知られざる魅力を、『海きらら』で存分に楽しんでください。
西海国立公園九十九島水族館 海きらら
□開館時間/9:00〜18:00(7月18日〜10月、3月) 9:00〜17:00(11〜2月)
※最終のご入館は閉館の30分前になります。
□入館料/大人(高校生以上)1,400円 小人(4歳〜中学生)700円
□休館日/なし(年中無休)
■西海パールシーリゾート
佐世保市鹿子前町1008番地 TEL0956-28-4187 駐車場/有り・有料
交通/車:西九州自動車道佐世保中央I.Cより7分
バス:佐世保駅前より市バス「鹿子前観光船桟橋」行きで25分
対馬の風景
平成20年9月11日から14日まで対馬へ行く。
万関橋と瀬戸、対州窯、豊の海岸、異国の見える丘、湊浜海水浴場、唐州のセメント細工塀、根緒の前島、久和浦、龍良山、小茂田浜、洲藻浦、厳原出港。
主な史跡・巨樹・石橋などは、前項までを参照。
金石城跡 対馬市厳原町今屋敷
厳原港から国道382号線により厳原の町の中央通りに進み、今屋敷の交差点から左折して対馬市役所の方へ行くと、道先の右に「金石城跡」の復元された櫓門がある。
万松院へ向かうと金石川沿いに城壁が残る。万松院前駐車場から橋を渡って広大な城跡に入ると復元された庭園が見られる。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
金石城跡 史跡(国指定)
指定年月日 平成7年3月28日 所在地 下県郡厳原町大字今屋敷670番地1
所有者 厳原町
金石城は、山を背にした平城で、南側の堀の役目を果たしていた金石川が流れている。築城は、豊臣秀吉が朝鮮出兵時の出城として築かせた清水山城の天正19年(1591)より古く、享禄元年(1528)とされる。
『宗氏家譜』によると、享禄元年10月に宗氏一族の間で内紛が起き、それまでの屋形が焼失したため、島主の宗将盛が、もと国分寺のあった金石の地に移って、屋形を築いたとされる。
延宝6年(1678)、桟原に屋形が完成し、新たな府城となるまでの150年間、宗家の居城であった。明治24年(1891)に解体されるまで屋形は存在し、文化8年(1811)、朝鮮通信使来朝時には、建物の一部を増築して宿舎に充てている。
現在でも、城壁・城門の壁・庭園の跡等が残っており、中世から近世にかけての貴重な遺構として価値が高い。指定面積は、23,503.53㎡。
金田城跡 対馬市美津島町黒瀬ほか
厳原港から国道382号線により万関橋の方へ向い、手前となる美津島町鶏知交差点から左折して下対馬を一周する県道24号線に入る。
洲藻を過ぎて箕形への下りにかかると、前方に岩峰の鉾ヶ岳と奥に城山(標高275m)が見える。県道右に「金田城跡入口」(城戸)の案内標識があり、この車道を行き止まりの駐車場がある「登山道入口」まで進む。
これから急な道を歩いて「三ノ城戸」まで30分、山頂(旧軍施設跡)までは50分を要する。フェリー便の時間に合わせ「三ノ城戸」までしか行けず、写真はその間で写したもの。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
金田城跡 特別史跡(国指定)
指定年月日 昭和57年3月23日 所在地 下県郡美津島町大字黒瀬ほか
管理団体 美津島町
浅茅湾の南辺にあり、天智天皇の天智6年(667年)11月に築造された対馬国金田城(かなたのき・かねだじょう)の跡である。標高275mの山頂は天然の絶壁で、それに石垣を配した遺構がある。これを起点に、尾根伝いに城壁をめぐらし、三つの谷をかかえる。いわゆる朝鮮式山城の形式をとっている。
この形式は、天智4年(665)8月にできた筑前の大野城(おおのき)、肥前の椽城(きのき)と同一形式である。金田城は、新羅の日本進攻を防ぐ目的で築かれたものである。
椎根の石屋根倉庫 対馬市厳原町椎根
「椎根」の集落は、厳原港とは島の反対側、西海岸にある。いろいろ行く道があるが、今回は、県道192号線により豆酘瀬に出て、島を一周する県道24号線に入り、西海岸を北上して椎根へ行った。
厳原から直接行くなら、町の中央通り国道382号線を厳原トンネル入口まで行き、左の県道44号線に入り、若田経由で小茂田に出、県道24号線を少し戻ると椎根に着く。
「椎根の石屋根倉庫」は、椎根川に架かった「石屋根橋」の両岸に5棟ほどまとまって見られる。2棟に長崎県の「まちづくり景観資産」の銘板が付いていた。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
椎根の石屋根倉庫 県指定有形文化財・建造物
指定年月日 昭和52年1月11日 所在地 下県郡厳原町大字椎根字浦原689
所有者 桐谷熊善
石屋根倉庫は、この地方独特のもので・米・麦及び雑穀・衣類・什物と、それぞれ格納する部分が、内部で区画されている。床は高床式となっており、物品の貯蔵に適する。
長方形断面の主柱を平に立てるのは、この地方の特徴の一つで、見込12cmに対し見付46cm平均である。
屋根材が特徴のある大型厚石坂で、島内産の頁岩。石屋根とした理由としては、農民に瓦葺が認められなかった、食糧や貴重品を火災から護る、強風による倒壊を防止するなどが考えられる。主屋から著しく離して建てるのも防火上の配慮からである。
指定の石屋根倉庫は、大正15年完工ではあるが、他が次第に改造あるいは解体されていくなかで古制をよく遺し伝えたものとして貴重である。
鮎もどし自然公園と滝 対馬市厳原町内山
厳原港から南下、県道24号線により豆酘方面へ行く。久田トンネルを抜けると、安神の山上に三叉路があり、右上手の豆酘瀬へ向かう県道192号線へ入る。
同県道は山手を越し、豆酘瀬へ下っていくが、その途中に「鮎もどし自然公園」の入口があり、駐車場と吊り橋がある。滝はまだ下流にある。
公園入口の吊り橋を渡って、上部の「龍良山自然公園センター」まで行くと、駐車場の外から未舗装の林道を通り、「龍良山登山入口」から龍良山山頂(標高558.5m)へ約2時間で登山できる。途中の龍良山原始林の板根スタジイ巨樹までは約30分である。
社団法人長崎県観光連盟HP「ながさき修学旅行ナビ」による説明は次のとおり。
鮎もどし自然公園
鮎もどし自然公園 自然体験 対馬エリア/ 清流のそばの公園で楽しく体を動かそう
対馬市厳原町のほぼ中心に位置し、対馬の最高峰矢立山(648.5m)と原始林に覆われた龍良山に狭まれた内山盆地にあり、中央を流れる清流瀬川沿いに整備された自然豊かな公園。
盆地内を西に向かって流れる瀬川は、川全体が天然の花崗岩からできた1枚岩で覆われ、全国でも珍しい景観をつくり出している。
その他、26haを整備した公園内には、スポーツスライダー、パットゴルフ、ソリスキーなどの遊具やキャンプ場などがあり、自然を思いっきり満喫して楽しく過ごせる。