岩戸神社のスギ 雲仙市瑞穂町西郷丁
雲仙グリーンロードのヤマサキ角で、神代から雲仙に向かう県道131号線に入る。約10分ほど行くと「みずほの森公園入口」の案内標識がある。右へこれに行くと、公園の第2駐車場がある。
この車道をさらに進むと、岩戸神社の参道前に着く。奥の洞穴前の社殿に行くまでスギの巨木群が立つ。
岩戸神社のスギ 雲仙市瑞穂町西郷丁
雲仙グリーンロードのヤマサキ角で、神代から雲仙に向かう県道131号線に入る。約10分ほど行くと「みずほの森公園入口」の案内標識がある。右へこれに行くと、公園の第2駐車場がある。
この車道をさらに進むと、岩戸神社の参道前に着く。奥の洞穴前の社殿に行くまでスギの巨木群が立つ。
みずほの森のイスノキなど 雲仙市瑞穂町西郷丁
雲仙グリーンロードのヤマサキ角で、神代から雲仙へ向かう県道131号線に入る。約10ほど行くと、県道沿いの「みずほの森」公園駐車場がある。近くの大タブノキ4本を見たついでに、森の遊歩道を回ってみた。全体案内板によると、イスノキの大木など遊歩道の奥に位置を書かれている。
途中で見た大きい木や古木。樹種の説明がなく何の木かわからないが、写真でのみ紹介する。表示板は「ユス(イスノキか?)の老木」とか、「シャガ(アヤメ科?)の自生地」とかあるが、現地へ行ってもどれを指すのかわからなかった。
イスノキは、遊歩道最奥の岩戸神社上流となる沢の真ん中に岩に立っている木だろう。
シャクナゲが植えられているところもあった。
みずほの森近くのタブノキ 雲仙市国見町神代丁
雲仙グリーンロードのヤマサキ角で、神代から雲仙へ向かう県道131号線へ入る。約10分ほどを、手前の公園標識は見過ごし行くと、県道沿い側の「みずほの森」駐車場がある。県道が町境。大タブノキは国見町となり、この県道左手側の植林地内に道路分岐帯にかけて4本がある。
1本目は駐車場のまだ100m位手前。左道下のササの中に説明板がある。この奥の木が最大である。4本はいずれもヒノキ植林の中にあり、説明板とおり距離を測り道路側から注意深く見て行かないと探せない。4本目は分離帯から270m、「標高400m」の標識奥である。念のため4本全部の写真を撮った。
現地説明板及びOtoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。
町指定天然記念物 タブワラのタブノキ
植樹されたヒノキの森の中に、点々と四本のタブノキの巨樹がある。タブノキはくすのき科の常緑高木で、本州・四国・九州地方の暖地に多い。
この群生地一帯は、昔から「タブワラ(タブ原)」あるいは「タブヤマ」とよばれている。
四本のタブノキの中でもこれが最大のもので、目通り幹回り七・二五メートル、高さ十七メートルでタブノキとしては県下でも最大級の大きさである。
国見町教育委員会 平成十二年三月
国見町の大タブ
県道131号線を雲仙に向かって進むとみずほの森公園がある。その駐車場近くに大タブがある。道路から7mほど中のヒノキ林の中にあり道路から見える。
ヒノキ林の中に4本あり、なかでもこのタブが最も大きく、幹回り7.15m。樹高17m。県下でも最大級の大タブで町指定。幹にはネズミモチの低木が着生していた。
この一帯は昔からタブワラ(タブ原)と呼ばれていたと表示板にある。表示板はササに覆われていて判りずらい。
温泉神社のアラカシ・ツブラジイ 雲仙市吾妻町布江名
雲仙市吾妻町布江名にある温泉神社。雲仙グリーンロードの物産販売所「吾妻の里」の近く。手前の交差点から左へ曲がるとすぐ神社がある。ここの神社は古く、山田村布江小学校跡の碑があった。また下った宝性寺には大きな庭木のマキがあった。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。
アラカシの巨木
吾妻町布江名の温泉神社にある。神社山門側にそびえている。幹周り3.2m。アラカシは普通によく見かけるが、アラカシの巨木は意外に、まだ見たことがなかった! この木が初めて。
温泉神社は「四面宮」といわれていたが、明治2年に温泉神社と改められた。山門近くには自然の巨石が対で安置されている。二王石と呼ばれ、神の御降臨を仰いで祭ったらしい。アラカシはこの巨石の傍にある。神社はシイ・カシの大木があり、鎮守の杜である。境内には ツブラジイの巨木もあった。
長栄寺のヒイラギ 雲仙市国見町神代丙
長栄寺は雲仙市国見町神代丙にある。史跡鍋島邸の東南の方となり、雲仙への県道131号線から鍋島邸見学駐車場の案内標識に従い進む。川の角の後方へ寺が3つあるが、長栄寺は一番奥で、常春寺の先となる。
現地説明板は次のとおり。
県指定天然記念物 長栄寺のヒイラギ 昭和二十四年五月二十日指定
ヒイラギは、モクセイ科の常緑高木である。本州並びに四国の山地に自生し、庭園樹として珍重されている。本樹は雄株で、秋には白い小花をつける。
ヒイラギは、元来、大木になることは稀であるが、本樹は樹高約十三m、幹囲三・三mほどあり、日本有数な巨樹で、植物学術上珍しいものである。
昭和六十二年二月十八日建設 長崎県教育委員会 国見町教育委員会
神代川岸のセンダン 雲仙市国見町神代丙
雲仙市国見町神代の神代川白魚橋の両脇にある。鍋島邸もすぐ近くである。桜の老木も川に向けて枝を張っていた。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。
国見町川西のセンダンの巨木
国見町神代駅裏を流れる神代川沿いにある。地上90cmほどから二つに分かれていて、幹周りおよそ4mはある巨木。
センダンの薄紫色の花に混じってハゼノキの花が見える。センダンの枝に着生したハゼノキが伸びている(白い模様のついた木)。珍しい!
近くの川沿いにも幹周り3mほどのセンダンの巨木がある。
鍋島邸の緋寒桜 雲仙市国見町神代丙
旧佐賀藩神代領主鍋島邸は、雲仙市国見町神代駅近くにある。この写真は平成17年2月初めの撮影。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。
国見町神代・鍋島邸の緋寒桜
国見町神代駅近くの、旧佐賀藩神代領主鍋島邸にある。樹高は3m弱ほどだが、横に枝を伸ばした樹形はいい。枝いっぱいに花をつけているが満開ではなかった。
鍋島邸内の庭園には 枝垂れ梅も咲いていた。撮影は2月初旬。
烏兎(うと)神社のスギ 雲仙市国見町神代庚
雲仙グリーン道路で国見町まで行き、そば幸の交差点から右へ狸山まで上がる。ここから右へ県道58号線を土黒西川の泥渕橋まで戻り、小店から左の川沿い車道へ入りこの道をつめると約10分ほどで烏兎(うと)神社に着く。このあたりは西河内といい、鳥甲山の中腹となる。平成新山は冠雪していた。
現地説明板は次のとおり。
町指定天然記念物 烏兎神社境内のスギ
烏兎神社(俗称「お天さん」)社殿の周囲は、神樹大杉をはじめ古い樹木が繁茂し、昼間も薄暗い神域であった。
口伝えによると、元和年間(一六二〇年頃)時の社掌岑権之太夫によって、神木を摩利支天本殿奥の院両側に各一本を植樹したといわれ、その他三本は、寛政年間(一七九五年頃)七代目の社掌によって植樹されたと伝えられている。
また、島原藩の藩船慶福丸はここの杉の大木でつくられたもので、藩主からお礼として、「一つ扇の紋の幕」と「同紋の燈籠一対」が奉納されたといわれている。
現在残されている大杉は、大きいもので幹周り六・三メートル、樹高四十二メートル程である。
国見町教育委員会 平成十二年二月
温泉神社のスタジイ 雲仙市愛野町
雲仙市愛野町に温泉神社はある。愛野展望台へ行く国道57号線沿いだが、参道入口は唐古へ行く市道の方にあり、愛野中学校先の交差点から右へ入るとすぐである。行基菩薩が創建した温泉神社の神々を分神し鎮座しているため、各地にこの名の神社があるようである。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。
温泉神社のスタジイ
温泉神社前にはエノキの大木がある。道路沿にあり目立つ。そこから階段を登ると本堂が現われる。その右手に、下る階段があるが、その側にスタジイの巨木がある。幹から三つに分れていて、根は複雑な形をしている。「木霊の宿る空間」の著者・宮崎氏によると根周り8mはあるという。
温泉神社は中世の頃は「四面宮」といわれていたが、明治2年に温泉神社と改められた。四年に1度、秋に温泉神社祭りが行なわれている。
熊野神社のイスノキ・オガタノマキ 西海市大瀬戸町雪浦下郷
西海市大瀬戸町雪浦下郷にある熊野神社の巨木。雪浦橋の手前から雪浦ダムなどの案内標識により右へ入る。町中を横にまっすぐしばらく行くと、真光寺(学寮跡史跡)下の広い駐車スペースに出る。この寺の右が熊野神社。石段と鳥居が見え、境内にはイスノキ・オガダマノキをはじめ巨木が林立している。神社裏手の山林にもいろいろな木が多いようである。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。
大瀬戸町・熊野神社の巨木
大瀬戸町雪浦の熊野神社は、オガタマノキとイスノキの木が目立つ。山門右にくねったイスノキの大木がある。階段を登ると右手にオガタマノキの巨木がある。さらに登ると右手にまたまたオガタマノキの巨木がある。オガタマノキはいずれも幹周り3mほどはある。
境内に着くと、幹が二つ分れたイスノキの巨木がある。これも幹周り3mはある。巨木の多い神社は、クスの巨木が多い長崎市の諏訪神社と諫早市の諫早神社以来だ。
大瀬戸町・熊野神社の10月の秋季大祭は、「雪浦くんち」と言われ、お下り、お上り、シャギリなど伝統ある祭りが行われる。