みずほの森近くのタブノキ 雲仙市国見町神代丁
雲仙グリーンロードのヤマサキ角で、神代から雲仙へ向かう県道131号線へ入る。約10分ほどを、手前の公園標識は見過ごし行くと、県道沿い側の「みずほの森」駐車場がある。県道が町境。大タブノキは国見町となり、この県道左手側の植林地内に道路分岐帯にかけて4本がある。
1本目は駐車場のまだ100m位手前。左道下のササの中に説明板がある。この奥の木が最大である。4本はいずれもヒノキ植林の中にあり、説明板とおり距離を測り道路側から注意深く見て行かないと探せない。4本目は分離帯から270m、「標高400m」の標識奥である。念のため4本全部の写真を撮った。
現地説明板及びOtoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。
町指定天然記念物 タブワラのタブノキ
植樹されたヒノキの森の中に、点々と四本のタブノキの巨樹がある。タブノキはくすのき科の常緑高木で、本州・四国・九州地方の暖地に多い。
この群生地一帯は、昔から「タブワラ(タブ原)」あるいは「タブヤマ」とよばれている。
四本のタブノキの中でもこれが最大のもので、目通り幹回り七・二五メートル、高さ十七メートルでタブノキとしては県下でも最大級の大きさである。
国見町教育委員会 平成十二年三月
国見町の大タブ
県道131号線を雲仙に向かって進むとみずほの森公園がある。その駐車場近くに大タブがある。道路から7mほど中のヒノキ林の中にあり道路から見える。
ヒノキ林の中に4本あり、なかでもこのタブが最も大きく、幹回り7.15m。樹高17m。県下でも最大級の大タブで町指定。幹にはネズミモチの低木が着生していた。
この一帯は昔からタブワラ(タブ原)と呼ばれていたと表示板にある。表示板はササに覆われていて判りずらい。