長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:1476 池上本門寺門前(2) ほか
HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。
目録番号:1476 池上本門寺門前(2)
〔画像解説〕
整理番号37-5と同じ構図。太鼓橋の左手にある立て札には「説教」の文字が読める。太鼓橋を渡ると寺の門があり、その向こうに境内へと続く長い階段が見える。
目録番号:1491 池上本門寺門前(3)
〔画像解説〕
整理番号37-5、整理番号37-22と同じ構図。だが他の2枚よりも彩色が鮮やかで、絵画的な仕上げになっている。
目録番号:1459 池上本門寺門前(1)
〔画像解説〕
池上本門寺は長栄山大国院と号し、池上台地にある日蓮宗大本山の一つである。文永11年(1274年)、日蓮上人が現山寺号を命名して開堂した。奥の生い茂る樹木の中に境内が広がっている。
■ 確認結果
目録番号:1476「池上本門寺門前(2)」、及び目録番号:1491「池上本門寺門前(3)」は、、「撮影地域:藤沢」となっている。
3枚目の目録番号:1459「池上本門寺門前(1)」のとおり、「撮影地域:東京」が正しい。左下のキャプションは「池上本門寺」で同じ。
現在の池上本門寺写真は、ギャメロンさん撮影。次の「池上本門寺散歩♪」などに記事がある。
http://blogs.yahoo.co.jp/gyamerongiasu/27244768.html
http://blogs.yahoo.co.jp/gyamerongiasu/27273449.html
http://blogs.yahoo.co.jp/gyamerongiasu/27279088.html