月別アーカイブ: 2008年1月

神代川岸のセンダン  雲仙市国見町神代丙

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神代川岸のセンダン  雲仙市国見町神代丙

雲仙市国見町神代の神代川白魚橋の両脇にある。鍋島邸もすぐ近くである。桜の老木も川に向けて枝を張っていた。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。

国見町川西のセンダンの巨木

国見町神代駅裏を流れる神代川沿いにある。地上90cmほどから二つに分かれていて、幹周りおよそ4mはある巨木。
センダンの薄紫色の花に混じってハゼノキの花が見える。センダンの枝に着生したハゼノキが伸びている(白い模様のついた木)。珍しい!
近くの川沿いにも幹周り3mほどのセンダンの巨木がある。

鍋島邸の緋寒桜  雲仙市国見町神代丙

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鍋島邸の緋寒桜  雲仙市国見町神代丙

旧佐賀藩神代領主鍋島邸は、雲仙市国見町神代駅近くにある。この写真は平成17年2月初めの撮影。
Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。

国見町神代・鍋島邸の緋寒桜

国見町神代駅近くの、旧佐賀藩神代領主鍋島邸にある。樹高は3m弱ほどだが、横に枝を伸ばした樹形はいい。枝いっぱいに花をつけているが満開ではなかった。
鍋島邸内の庭園には 枝垂れ梅も咲いていた。撮影は2月初旬。

烏兎神社のスギ  雲仙市国見町神代庚

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烏兎(うと)神社のスギ  雲仙市国見町神代庚

雲仙グリーン道路で国見町まで行き、そば幸の交差点から右へ狸山まで上がる。ここから右へ県道58号線を土黒西川の泥渕橋まで戻り、小店から左の川沿い車道へ入りこの道をつめると約10分ほどで烏兎(うと)神社に着く。このあたりは西河内といい、鳥甲山の中腹となる。平成新山は冠雪していた。
現地説明板は次のとおり。

町指定天然記念物 烏兎神社境内のスギ

烏兎神社(俗称「お天さん」)社殿の周囲は、神樹大杉をはじめ古い樹木が繁茂し、昼間も薄暗い神域であった。
口伝えによると、元和年間(一六二〇年頃)時の社掌岑権之太夫によって、神木を摩利支天本殿奥の院両側に各一本を植樹したといわれ、その他三本は、寛政年間(一七九五年頃)七代目の社掌によって植樹されたと伝えられている。
また、島原藩の藩船慶福丸はここの杉の大木でつくられたもので、藩主からお礼として、「一つ扇の紋の幕」と「同紋の燈籠一対」が奉納されたといわれている。
現在残されている大杉は、大きいもので幹周り六・三メートル、樹高四十二メートル程である。
国見町教育委員会 平成十二年二月

田原神社のスタジイ  諌早市小長井町田原

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田原神社のスタジイ  諌早市小長井町田原

国道207号線を諌早市小長井支所前の交差点から左へ山茶花高原に行く道に上がる。約15分ほど走ると多良岳広域農道と合い、さらに進むと大きな堤に出る。ここが田原溜池で、田原神社は上流の方にあり、田原バス停から右へ参道に入る。今は池は渇水期であった。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。

スタジイの巨木

小長井町田原名にある。田原溜池の中に張り出した小島の中の田原神社にある。幹周り3mほどの巨木。
田原溜池は永禄年間(1560年頃)に造られ、天正3年(1575年)に溜池の中に小島を造り神社が建てられた。このスタジイはおそらくその頃に植えられたと考えられるので、少なくとも樹齢430年にはなる。
日本最大のスタジイの巨木は、京都府舞鶴市にあり、幹周り14mもある!

小長井のオガタマノキ  諌早市小長井町川内

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小長井のオガタマノキ  諌早市小長井町川内

日本一のオガタマノキ。根元近くの幹まわり9m余り、樹高20m。樹齢1,000年以上とされている。国指定天然記念物。諌早市小長井町長里にある。国道207号線のJR長里駅の先に案内標識があり、長里川に沿い2.7km行く。
最後の2枚は、平成20年7月13日に写す。
長崎県教育委員会HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

小長井のオガタマノキ 天然記念物(国指定)

指定年月日 昭和26年6月9日  所在地 北高来郡小長井町長里字河内名
管理団体 小長井町
オガタマノキは、モクレンの常緑樹で、昔のサカキはこれであるという。そのため、各地の神社に植えられたものが多い。指定の木は、JR小長井駅から6km、長里川をさかのぼること2km、多良岳の東麓の畑の中に立っている。
この木の根元近くの幹まわり9m余りもあり、日本一のオガタマノキの大木である。樹の上には、ムクノキ・エノキ・クスドイゲ・オオイタビ・イヌビワなどの樹木が着生している。樹勢は極めて旺盛である。

なお、長崎県生物学会編「多良岳の生物」2001年刊57〜59頁に、宮崎正隆氏稿「多良山系の巨樹・巨木」がある。説明は次のとおり。

Ⅳ.小長井町のオガタマノキ

国指定天然記念物(昭和26.6.9指定)  幹周り 9.51m 樹 高 18m
日本一の巨樹。かつて建築材として伐採され、切り口から多数の太い幹を出す特異な樹形となっているが、早春には真っ白い花を咲かせ、春を告げる。

馬頭観音のクロガネモチ  諌早市小長井町大久保

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馬頭観音のクロガネモチ  諌早市小長井町大久保

国道207号線が諌早市高来町の町境から小長井町へ入るとすぐ殿崎バス停があり、ここに馬頭観音の案内標識がある。左へJR長崎本線の踏み切りを渡り、まっすぐに車道を登る。10分ほど行くと下の道の多良岳広域農道に出るが、馬頭観音はこのすぐ左方手前にある。このあたりは旧竹崎街道で道案内の標識があった。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。
なお、これはふれてないが後の5枚目以降の写真は、近くの車道右側の道脇に見かけた同じクロガネモチの2本。馬渡宅の屋敷跡と聞いた。石垣の上に立ち、馬頭観音に負けずかなり大きく樹形がよい。
クロガネモチの巨木

小長井町大久保にある馬頭観音にある。境内の裏手の林内にあり、裏の道路に面している。幹周り3mほどはある。根元近くから二つに分かれている。
馬頭観音は馬頭観世音菩薩と言い、ヒンズー教の神のひとつ。奈良時代以降に武家社会に信仰され、江戸時代になって家畜の守護神、旅の安全を守る菩薩として民間に広まったらしい。

轟峡のタブノキ  諌早市高来町

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轟峡のタブノキ  諌早市高来町

佐賀県と県境をなす多良岳(標高996m)から東南へ有明海にそそぐ渓谷が轟峡。大小30の滝があり、日本名水百選に選ばれた。この中で最も有名なのが轟の滝。JR湯江駅から入り、境川沿いに15分ほど車はかかり、滝の上部の駐車場へ着く。
タブノキの大木は、渓谷をめぐる遊歩道に架けられたつり橋のすぐ脇にある。轟の滝から歩いて10分ほど下流となる。駐車場のすぐ下にもタブノキの大木はあり、圧倒される。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。

タブノキの巨木

高来町の轟峡にある。つり橋を渡った渓谷の斜面にある。正確ではないが、幹回りはおよそ5mほど。橋のほうに枝を伸ばし、独特な樹形をしている。
そこから遊歩道を進むと、「轟の滝」がある。滝の高さはさほどないが、轟音はすごい。丸い石橋を渡って、表の道路に出るとソ−メン流しの茶屋がある。轟渓流は日本名水百選に選ばれていて、大小30の滝がある。

冬枯れの轟峡の風景

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冬枯れの轟峡の風景

平成20年1月4日、多良岳山系の轟峡へタブノキの大木を写しに行った。いこいの村長崎から轟の滝へ通じる林道があり、落石の多い道に不安を感じながら進んだ。ここにあるカツラは探せなかったが、冬枯れの山と渓谷の景観もよかった。

湯江小学校前のイチイガシ  諌早市高来町三部壱

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湯江小学校前のイチイガシ  諌早市高来町三部壱

諫早市高来町の湯江小学校は、諌早市高来支所の先となる。轟峡へ行く道路の反対側に「善神さん古墳」があり、この入口にイチイガシがある。一帯は公園となり、クスノキなどの大木がある。高台の湯江神社に登ると諫早湾干拓堤防道路と水門がよく見える。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。

高来町のイチイガシの大木

幹回りおよそ2mある大木。高来町役場近くの「善神さん古墳」の入口にそびえている。善神古墳は4世紀頃に造られた横穴式石室の墓である。

川上神社のクスノキ・スタジイ・イスノキ  諌早市高来町坂元

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川上神社のクスノキ・スタジイ・イスノキ  諌早市高来町坂元

川上神社は諌早市高来町坂元にあり、境川の右岸側となる。諌早市高来支所前から右手へ広い道を行くと、諫早高校高来分校があり、境川に出会ったすぐ先に神社がある。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。

高来町・川上神社

諫早高校高来分校傍にある。ヒノキとクスに囲まれた神社で、鳥居の左手にクスの巨木があり、目をひく。幹周り4mほどある。右手には板根になった木がある。イスノキだった! こんなイスノキの大木は初めて見た。実がなっている。
境内には、スタジイ、モッコク、ナナミノキなどの大木がある。珍しいことに、コバンモチの木があった。イスノキ、モッコク、ナナミノキなどは他の神社でも見ることはあるが、コバンモチは初めてだ。
合格祈願や七五三祝いなどの絵馬がいっぱい掛けられていて、町民に親しまれている神社であることが想像される。