月別アーカイブ: 2008年6月

初崎公園のヤブツバキ自然林  松浦市福島町鍋串免

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初崎公園のヤブツバキ自然林  松浦市福島町鍋串免

福島大橋を渡り福島町の中心へ出て、島内を西外回りする県道103号線に入る。島の最北端が初崎。海水浴場や展望台と別荘地があり、一帯が初崎公園として整備されている。
海水浴場へ行く駐車場の両側から、「椿の自然林」に入る遊歩道があった。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」の中「街路樹」による説明は次のとおり。

福島町の街路樹

…街路樹としてツバキが所々に植えられている。島の北端の初崎公園にはツバキの群生林があり、およそ5万本のヤブツバキがある。福島町の「町の木」は、まだ指定されていないが、「町の花」はツバキである。…

土谷棚田(どやたなだ)  松浦市福島町土谷免

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土谷棚田(どやたなだ)  松浦市福島町土谷免

福島大橋を渡り福島町の中心へ出て、島内を西外回りする県道103号線に入る。県道をしばらく行き、「櫃崎岩脈」の入口三叉路に「→土谷棚田0.9km」と案内標識があり、ここを過ぎるとまもなく土谷棚田の展望が広がる。
玄界灘を望む県道沿いに駐車場と展望台がある。最後の2枚は、5月3日に家人が写した。
松浦市HPによる「観光スポット」の説明は次のとおり。

土谷棚田(どやたなだ)

玄界灘に沈む夕日が美しい福島町の土谷棚田(どやたなだ)。4月から5月にかけて、多くの写真愛好家が訪れます。また、9月には「土谷棚田の火祭り」が開催され、多くの観光客でにぎわいます。

櫃崎(ひつさき)岩脈  松浦市福島町浅谷免字櫃崎

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櫃崎(ひつさき)岩脈  松浦市福島町浅谷免字櫃崎

福島大橋を渡り福島町の中心へ出て島内を西外回りする県道103号線に入る。浅谷の分岐標識を過ぎ、まだ県道をしばらく行くと、写真のとおり三叉路に「櫃崎岩脈」の大きな説明板がある。左折して案内標識に従い、愛宕山の西下となる駐車場まで下る。

櫃崎海岸までは歩いてすぐ。砂岩台に直線・板状の玄武岩岩脈が走り、先に長径15mの楕円形の塊の玄武岩が盛り上っている。マグマが岩石の割れ目に入って凝固し、周辺が漏斗状に広がった極めて稀な現象で、地質学上価値が高く県指定天然記念物である。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

櫃崎(ひつさき)岩脈  県指定天然記念物

指定年月日 昭和54年4月27日  所在地 北松浦郡福島町浅谷免字櫃崎
所有者 福島町漁業協同組合
福島町浅谷北方の櫃崎海岸には、佐世保層群柚木層の砂岩を主とする地層が露出し、南北の走向をもち、西へ15°傾斜する。波食台に露出する砂岩層を横切るN80°W方向の幅約70cm、延長約30mの板状の玄武岩岩脈の先に、長径15m、短径11mの玄武岩のこぶ状の盛り上がりがあり、平面的には楕円形をなす。岩体の周縁部は、幅約1m(90〜120cm)の急冷相を示す多孔質の玄武岩が突出する。
中心をなす直径約6mの岩体は、上半部が緻密な玄武岩であり、柱状節理が発達するが、下部は角礫状となる。周縁部の柱状節理から判断すると、深部は内側に向けて収縮し、断面では漏斗形をしているるものと判断される。
直線状の板状の岩脈は珍しいものではないが、一般的な板状岩脈の一部が、この岩脈のように漏斗形(逆円錐形)を呈するのはきわめて珍しい現象である。

浅谷七郎神社社叢  松浦市福島町浅谷免

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浅谷七郎神社社叢  松浦市福島町浅谷免

福島大橋を渡り福島町の中心へ出て島内を左外回りする県道103号線の方へ入る。しばらく県道を行くと浅谷への分岐標識があり、集落の中の旧道から海岸の方へ下ると伊万里湾口を向いた「七郎神社」がある。
福島町「福島町郷土誌」昭和55年刊414頁「福島町文化財」による説明は次のとおり。

浅谷七郎神社社叢(天然記念物)

福島町指定文化財 昭和54年12月26日指定
浅谷七郎神社は、浅谷免字波江崎にあり、福島に六社ある七郎神社の中でも最も大きい。神社は古墳のような地形の上に建てられ、造作も美しい。
浅谷七郎神社境内に目通り幹囲2.8mのクスと、境内の裏手に目通り幹囲2.3m及び1.4mのクロガネモチの大木がある。

尊光寺のマキ  松浦市福島町塩浜免

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尊光寺のマキ  松浦市福島町塩浜免

福島大橋を渡り福島町の中心へ出て島内を左外回りする県道103号線の方へ入る。街のはずれにすぐ福島町集会所なぜか「伊万里釜会館」というのがあり、この右手から集落の道を行くと山手裏に尊光寺がある。
福島町「福島町郷土誌」昭和55年刊413頁「福島町文化財」による説明は次のとおり。

尊光寺のマキ(天然記念物)

福島町指定文化財 昭和54年12月26日指定
塩浜免字神山の尊光寺の境内にある。2本の幹が根元で相接しているが分幹したものではないらしい。目通り幹囲2.8mと2mある。高さ約18mで姿がよい。

木ヶ津のサクラ(慈眼桜)  平戸市木ヶ津町

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木ヶ津のサクラ(慈眼桜)  平戸市木ヶ津町

平戸市紐差教会先の紐差交差点から前津吉町へ平戸島の東側を行く県道60号線へ入る。
紐差小学校は手前で左折するのが県道である。後は「普門寺」「木ヶ津教会」の案内標識により進む。場所を説明しにくいが標識は整備され、よく車が通る道なりに行けば木ヶ津教会へ着く。

「慈眼桜」はオオムラサクラの一種らしい、教会前の道を500mほど行った右手畑の奥にある。肝心なところで標識がわかりにくいからよく注意して進む。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」の中(街路樹)による説明は次のとおり。「木ヶ津教会」も同HPから。
慈眼桜(ジゲンザクラ)

平戸市木ヶ津(きがつ)町にある。平戸市の中ほどにある紐差町を過ぎて木ヶ津町に入り、木ヶ津教会の案内板に従って県道60号線を南下する。
しばらくすると左手に教会の表示と慈眼桜の表示がある。細い道に入ると、メルヘンチックな木ヶ津教会がある。駐車場所があり、そこで駐車。そこから500mほど歩くと、右手のジャガ畑の向こうに大きな桜が見える。
地元の人と、数名の観光客がいた。ワクワクしながら近づいて桜と対面。 四方に枝を20mほど広げていて素晴らしい樹形。樹高15m、幹回り4m。オオシマザクラの一種らしい。
サクラの背後に慈眼岳(371m)が望める為、地元では「慈眼桜」と名づけた。3年前に石碑を建てた。
木ヶ津(きがつ)教会

平戸市木ヶ津町にあるカトリックの教会。この地区の住民は、明治中期に、黒島・外海・五島地方より開拓者として移住してきたという。当時は、紐差教会に所属して約4kmの道を通っていた。昭和37年、古材を譲り受けてこの地に教会を建てた。
荘厳なレンガ造りと違って手造りの教会という雰囲気があり、温かさが伝わってくる。

獅子のアコウ  平戸市獅子町

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獅子のアコウ  平戸市獅子町

平戸市街から生月島に通じる県道19号線により獅子町へ行った。この県道は平戸島の西側を通る。生月大橋入口を過ぎ県道80号線により紐差町へ出た。獅子町はこの中間。
アコウは獅子漁港海岸の堤防近くに2本並んであるので、県道から集落へ下る。

アコウだけ見るのなら生月大橋へ回らず、安満岳東の「大越」越えの道や国道383号線によりまず紐差へ行き、獅子町へ入る方が近い。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」の中(街路樹)による説明は次のとおり。

獅子町のアコウ

平戸市の西海岸の獅子町にある。遠くから見ると1本に見えたが、2本のアコウが並んでいた。そのうちの1本が巨木で、左右の枝が捻れて交差していて独特な幹をしている。平成3年に、市の天然記念物に指定されている。
平戸市黒子島にもアコウの巨木がある。