四国(徳島・高知)」カテゴリーアーカイブ

千本山橋の大杉  高知県安芸郡馬路村

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千本山橋の大杉  高知県安芸郡馬路村

四国森林管理局HP「森の巨人たち100選」管内にある7箇所の紹介による解説は、次のとおり。早朝の林間のため、写真写りが暗かった。

80.千本山橋の大杉

幹周り 680cm
樹高 54m
樹齢 200〜290年
所在地 高知県安芸郡馬路村

「千本山橋の大杉」は、千本山登山口から入り、吊り橋を渡った目の前に千本山の番人のように凛として立っています。
馬路村魚梁瀬は気温は温暖ですが、降水量が多く、スギの成長に適したところです。
鉢巻きが落ちるほど見上げなければならないことから名付けられた「鉢巻き落とし」やヤナセスギの美林を撮影するのに最適の場所として名付けられた「写真場」など数多くのみどころがあります。

千本山林木遺伝資源保存林

「林木遺伝資源保存林」とは、遺伝的に優れた林木や希少価値の高い植生などを保存し、『ジーンバンク(遺伝子の銀行)』として後世に引き継いでいくための国有林です。
ヤナセスギは、高知県の県木に指定されており、秋田スギ・吉野スギなどと並ぶ我が国の代表的なスギの一つで、年月を重ねても成長の衰えが少ないことが特徴で、特に千本山のヤナセスギは、土佐藩による保護の下、200年を越える歴史を刻んで来ました。詳しくは千本山林木遺伝資源保存林のページをご覧ください。

魚梁瀬ダム  高知県安芸郡北川村

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魚梁瀬ダム  高知県安芸郡北川村

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による解説は、次のとおり。

魚梁瀬ダム
左岸所在地 高知県安芸郡北川村久木
河川 奈半利川水系奈半利川
ダム湖 魚梁瀬貯水池

魚梁瀬ダム(やなせダム)は高知県安芸郡北川村、二級河川・奈半利川(なはりがわ)本流最上流部に建設されたダムである。

電源開発株式会社が管理する発電用ダムで、ダムの高さ115.0メートルは四国地方で最も高い。型式はロックフィルダムで同型式としては西日本最大。ダムによって形成された人造湖は魚梁瀬貯水池(やなせちょすいち)と呼ばれ、通称などはないが、人造湖の規模としては早明浦ダム(吉野川のさめうら湖)に次ぎ、ダム・貯水池とも四国では屈指の規模を誇る。ダムは北川村に建設されたが、貯水池の大部分は安芸郡馬路村(うまじむら)に属している。

ダム諸元
ダム型式 中央土質遮水壁型
ロックフィルダム
堤高 115.0 m
堤頂長 202.0 m
堤体積 2,800,000 m³
流域面積 100.7 km²
湛水面積 291.0 ha
総貯水容量 104,625,000 m³
有効貯水容量 72,500,000 m³
利用目的 発電
事業主体 電源開発
電気事業者 電源開発
発電所名
(認可出力) 魚梁瀬発電所 (35,000kW)
施工業者 鹿島建設
着工年/竣工年 1962年/1970年

馬路森林鉄道とインクライン  高知県高知県安芸郡馬路村

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馬路森林鉄道とインクライン  高知県高知県安芸郡馬路村

本四高速HP「観光情報 瀬戸マーレ」による解説は、次のとおり。4枚目は馬路温泉。

馬路森林鉄道とインクライン

材木の切り出し用に使われていた森林鉄道やインクラインを観光用に復元したもの。保田川の流域の馬路地区、総面積の9割以上が山林に囲まれている。四国山地にあたる雨は森林の大きな恵みである。古くから林業が盛んで、杉を中心とした材木の切り出し運搬のため森林鉄道が敷かれていた。観光用の森林鉄道は1週約300m、ディーゼル機関車でトロッコ風の客車を引く。インクラインは、水の重みを動力に利用したもので、頂上からの景観とともに自然との対話ができそうだ。

落 合 橋  高知県安芸郡馬路村

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落 合 橋  高知県安芸郡馬路村

国指定重要文化財「旧魚梁瀬森林鉄道施設」のうち「落合橋」。所在地 高知県安芸郡馬路村馬路。現地説明板は、次のとおり。

落 合 橋

[建 設 年]大正14年.
[構造様式]鋼ガーダー橋.
[所 在 地]高知県安芸郡馬路村馬路字長瀬3546番1先.
安田川に架かる単線仕様の上路式鋼製単二形桁橋。橋長は37.0mで、桁一連あたりの全長は
18.4m。桁の側面に、「大正十四年 株式会社横河橋梁製作所大阪工場製作」の銘板が付いています。橋の川上側には、かつて、線路に沿って製材所があり、天然木の木材を製材していました。現在は馬路村の村道として共用されています。

平瀬隧道  高知県安芸郡馬路村

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平瀬隧道  高知県安芸郡馬路村

国指定重要文化財「旧魚梁瀬森林鉄道施設」のうち「平瀬隧道」。所在地 高知県安芸郡馬路村馬路。現地説明板は、次のとおり。
国指定文化財等データベースは、現在メンテナンスで利用できないため、Weblio辞書の同データを載せる。

平瀬隧道

[建 設 年] 明治44年
[構造様式] 石造隧道
[所 在 地] 高知県安芸郡馬路村馬路

切石砂岩の空積みの石造隧道。全長70.6m、トンネル断面は半円アーチ形で、内法幅は約3m、内法高は約3.5m。抗口アーチの頂部には五角形の盾形の要石が現存。抗口には川下からの順番を示す「V」の刻印があり、田野−馬路間の開通当時の建造を証明しています。西抗口には石造の翼壁が現存。現在は未使用。

重要文化財(建造物)

名称: 旧魚梁瀬森林鉄道施設
ふりがな: きゅうやなせしんりんてつどうしせつ
名称(棟): 平瀬隧道
名称(ふりがな): ひらせずいどう
番号: 2544
種別1: 近代/産業・交通・土木
国宝重文区分: 重要文化財
指定年月日: 2009.06.30(平成21.06.30)
員数(数): 1
代表都道府県: 高知県
都道府県: 高知県安芸郡奈半利町乙、同田野町八幡山・待井東、同安田町別所・与床・小川・瀬切、同馬路村大字馬路、同北川村久木・小島・二タ又
所有者名: 高知県、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、八幡宮
指定基準: (三)歴史的価値の高いもの
構造形式: 石造隧道、延長七〇・六メートル、西坑門翼壁附属
時代区分: 明治
年代: 明治44年
解説文:
魚梁瀬森林鉄道は,高知県東部の魚梁瀬地区からの伐採木搬出のため,明治44年から昭和17年にかけて農商務省の直轄事業により建設された森林鉄道施設である。
わが国最初期の森林鉄道施設の一つであり,通常の鉄道構造物とは異なる構法や規模で建設された橋梁や隧道が,旧態を良好に保持しながらまとまって残り,林業技術史上,貴重である。
また,二股橋と堀ヶ生橋はそれぞれ無筋コンクリート造及び充腹式鉄筋コンクリート造橋梁として,近代における最大級の径間を実現した構造物であり,コンクリート技術史上,高い価値がある。

観音堂の大杉  高知県安芸郡馬路村

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観音堂の大杉  高知県安芸郡馬路村

馬路村の安田川支流東川川沿いの県道12号脇にある。現地説明板は、次のとおり。

観音堂の大杉

場所 安芸郡馬路村馬路東川
樹齢 約600年
樹高 40m
胸高直径 2.5m
(由来)
伝承によれば保元2年、今から828年前、奥州磐城民部大輔の末孫平隆長が保元の乱に敗れ、阿波の国を経て家臣数名と共にこの地に逃れ、一寺院(三畝)を建立し(これが観音堂の由来)住んだという。
時代は流れ、100年後この杉が植えられたものと推察される。村人は観音様と同様に神杉として尊崇し「観音堂大杉」と命名し、地元のシンボルともなっている。
また、この境内の樹木に着生している「セッコク類」も珍重がられ、境内での一切の植物の採取も禁止されています。
高知県緑化推進委員会・馬 路 村

堀ヶ生橋  高知県安芸郡北川村

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堀ヶ生橋  高知県安芸郡北川村

国指定文化財等データベースは、現在メンテナンス中で利用できないが、事前に写していた同データは、次のとおり。二又橋を渡って名半利川の上流にある。橋手前は隧道。

国宝・重要文化財(建造物)

名称: 旧魚梁瀬森林鉄道施設
ふりがな: きゅうやなせしんりんてつどうしせつ
棟名: 堀ヶ生橋
ふりがな: ほりがをばし
員数: 1基
種別: 近代/産業・交通・土木
時代: 昭和
年代: 昭和16
西暦: 1941
構造及び形式等: 鉄筋コンクリート造単アーチ橋、橋長46.9m、親柱4基及び高欄付、東西擁壁附属
指定番号: 02544
国宝・重文区分: 重要文化財
重文指定年月日: 2009.06.30(平成21.06.30)
重文指定基準: (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県: 高知県
所在地: 高知県安芸郡北川村二夕又
所有者名: 高知県、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、八幡宮  
解説文:
魚梁瀬森林鉄道は,高知県東部の魚梁瀬地区からの伐採木搬出のため,明治44年から昭和17年にかけて農商務省の直轄事業により建設された森林鉄道施設である。
わが国最初期の森林鉄道施設の一つであり,通常の鉄道構造物とは異なる構法や規模で建設された橋梁や隧道が,旧態を良好に保持しながらまとまって残り,林業技術史上,貴重である。
また,二股橋と堀ヶ生橋はそれぞれ無筋コンクリート造及び充腹式鉄筋コンクリート造橋梁として,近代における最大級の径間を実現した構造物であり,コンクリート技術史上,高い価値がある。

二 股 橋  高知県安芸郡北川村

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二 股 橋  高知県安芸郡北川村

国指定文化財等データベースは、現在メンテナンス中で利用できないが、事前に写していた同データは、次のとおり。

国宝・重要文化財(建造物)

名称: 旧魚梁瀬森林鉄道施設
ふりがな: きゅうやなせしんりんてつどうしせつ
棟名: 二股橋
ふりがな: ふたまたばし
員数: 1基
種別: 近代/産業・交通・土木
時代: 昭和
年代: 昭和15
西暦: 1940
構造及び形式等: コンクリート造二連アーチ橋、橋長46.5m、親柱4基付、南北擁壁附属
指定番号: 02544
国宝・重文区分: 重要文化財
重文指定年月日: 2009.06.30(平成21.06.30)
重文指定基準: (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県: 高知県
所在地: 高知県安芸郡北川村二夕又
所有者名: 高知県、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、八幡宮  
解説文:
魚梁瀬森林鉄道は,高知県東部の魚梁瀬地区からの伐採木搬出のため,明治44年から昭和17年にかけて農商務省の直轄事業により建設された森林鉄道施設である。
わが国最初期の森林鉄道施設の一つであり,通常の鉄道構造物とは異なる構法や規模で建設された橋梁や隧道が,旧態を良好に保持しながらまとまって残り,林業技術史上,貴重である。
また,二股橋と堀ヶ生橋はそれぞれ無筋コンクリート造及び充腹式鉄筋コンクリート造橋梁として,近代における最大級の径間を実現した構造物であり,コンクリート技術史上,高い価値がある。

法恩寺跨線橋  高知県安芸郡奈半利町

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法恩寺跨線橋  高知県安芸郡奈半利町

HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」によるデータは、次のとおり。

№5,586    法恩寺跨線橋

高知県安芸郡奈半利町乙
橋幅:2.98m  径間:3.3m  拱矢:1.5m  環厚:36cm
輪石:31列

法恩寺跨線橋 魚梁瀬(やなせ)森林鉄道遺産
「建設年 昭和6年頃
構造様式 石造アーチ橋
三光院から南の旧道へ向かう跨線橋。建造は昭和6年頃といわれています。石造アーチ橋で、上部歩行部分の長さは5.55m、階段の長さは4.495m。地元では“アーチ橋”の呼び名で親しまれ、現在も南からのアプローチとして利用されています。」

左手山の上の三光院への参道です。階段を上りきったところに三光院。
寺から奈半利貯木場が見渡せます。

吉良川町の町並み  高知県室戸市吉良川町

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吉良川町の町並み  高知県室戸市吉良川町

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による解説は、次のとおり。

吉良川町

吉良川町(きらがわちょう)は、高知県室戸市北西部にある町丁。町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

概 要
国道55号沿いにあり、室戸岬から北西に約16kmに位置する。
吉良川町は古来より木材や薪などの森林資源の集積地として京阪神に出荷していた。鎌倉時代の「京都石清水八幡宮文書目録」にも木材産地として吉良川の名が記されている。明治時代より近郊で産出するウバメガシから備長炭が生産されるようになった。大正時代になると製炭技術が発達し吉良川炭は日本を代表する良質な備長炭となっていった。京阪神を中心に海路で出荷され、帰りの船で日用品を持ち帰り、その交易で明治から昭和初期にかけて繁栄した。その経済力を背景に町並みが形成された。

重要伝統的建造物群保存地区データ
・名称 – 室戸市吉良川町重要伝統的建造物群保存地区
・種別 – 在郷町
・伝統的建造物 – 建造物:120棟・工作物:42・環境物件:1 計163
・面積 – 18.3ヘクタール
・選定年月日 – 1997年10月31日