観音堂の大杉 高知県安芸郡馬路村
馬路村の安田川支流東川川沿いの県道12号脇にある。現地説明板は、次のとおり。
観音堂の大杉
場所 安芸郡馬路村馬路東川
樹齢 約600年
樹高 40m
胸高直径 2.5m
(由来)
伝承によれば保元2年、今から828年前、奥州磐城民部大輔の末孫平隆長が保元の乱に敗れ、阿波の国を経て家臣数名と共にこの地に逃れ、一寺院(三畝)を建立し(これが観音堂の由来)住んだという。
時代は流れ、100年後この杉が植えられたものと推察される。村人は観音様と同様に神杉として尊崇し「観音堂大杉」と命名し、地元のシンボルともなっている。
また、この境内の樹木に着生している「セッコク類」も珍重がられ、境内での一切の植物の採取も禁止されています。
高知県緑化推進委員会・馬 路 村