長崎の巨樹・名木 (県 北)」カテゴリーアーカイブ

山口神社のオガタマノキ  佐世保市世知原町栗迎

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山口神社のオガタマノキ  佐世保市世知原町栗迎

世知原町栗迎の山口神社は、町中心部の佐々川近くにある。県道54号線沿いに世知原中学校の案内標識があり、学校の裏手が山口神社で広い参道と鳥居がある。
2本並んで立つ写真は、右がオガタマノキ、左はタブノキ。
Otoji.K氏HP「長崎の名木」リストの中の説明は次のとおり。

山口神社のオガタマノキ

幹周り3m、樹高18m。昭和55年、町の天然記念物に指定。小長井町のオガタマ、東彼杵町のオガタマ、佐世保市(?)のオガタマに次ぐ、オガタマノキである。
山口神社にはスタジイ、タブノキ、イスノキ、イチイガシなどの巨木がある。

八天宮のスギ  佐世保市吉井町上吉田

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八天宮のスギ  佐世保市吉井町上吉田

吉井町の中心部から世知原町への県道54号線を行く。世知原との町境近くにアーチ石橋の「祝橋」バス停があり、この手前の道から右山手へサイクリング道路を越えて上吉田へ向かう。神社を1つ過ぎ、まだかなり上って四叉路となる。
ここに「上吉田→」の標識があり、そのとおり進むとすぐ急に視界が開ける草場がある。この左方草つきの中に「吉井の名木 スギ」の標柱があるので、決して見落さないこと。

八天宮の入口は、この道路反対側の植林地である。小さな祠で、地元で「八天宮」や「大杉」を聞いても、全く知らていない。
吉井町「吉井町ふるさとガイドブック YOSHIIーBOOK」平成6年刊33頁の説明は次のとおり。
八天宮の大杉

祝橋から橋口方面へ坂道をのぼり、上吉田地区に通じる道の右側に八天宮の森があります。参道は苔むした狭い道ですが、その両側に5,6本の杉の巨木が立ち並び、目をみはらせます。
その中の1本は、幹周約3.5mあり、町内では最大の杉です。

梶木場のクロガネモチ  佐世保市吉井町梶木場

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梶木場のクロガネモチ  佐世保市吉井町梶木場

吉井町梶木場は牧ノ岳の裏手となる。吉井町の中心部から福井洞穴や松浦市へ行く県道40号線に入る。直谷の福井郵便局先から右折、福井川支流沿いの世知原への道を上って行くと梶木場集落の入口へ出る。
ヒノキとスギの珍木はこの近くにあるが、道路沿いの古い集落案内板を見ると、梶木場のまだ山手に「モチの大木」と書いてあり、その場所へ行ってみた。

先の入口から左にかなり山手へ上る。梶木場公民館近くに松浦方面との分岐道標が立ち、まだまっすぐに上る。広域農道が見え、この一段下の道路沿いに六地蔵堂があり、その先に「吉井の名木 モチノキ」が標柱とともに立っていた。
幹回り3.5m、樹高13mほど。自然石の古墓か、根元を取り囲んでいる。

場所がわかりにくいから地図を掲げた。梶木場の串田池近く瀬戸川という集落のようである。
吉井町「吉井町ふるさとガイドブック YOSHIIーBOOK」平成6年刊に、この木は載ってない。

梶木場のヒノキとスギの珍木  佐世保市吉井町梶木場

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梶木場のヒノキとスギの珍木  佐世保市吉井町梶木場

吉井町梶木場は牧ノ岳の裏手となる。吉井町の中心部から福井洞穴や松浦市へ行く県道40号線に入る。直谷の福井郵便局先から右折、福井川支流沿いの世知原への道を上って行くと梶木場集落の入口へ出る。

地蔵堂のあるバス停のような所から左上を見ると、ヒノキ・スギの高木がある福田宅があり、畑の中の道を登って行く。
吉井町「吉井町ふるさとガイドブック YOSHIIーBOOK」平成6年刊33頁の説明は次のとおり。
ヒノキとスギの珍木

梶木場地区の民家の前にあるこのヒノキは、杉の木と絡み合ったまま成長し、そのまま大きくなった珍しい木です。
株立ちのこのヒノキは1本の幹が2m以上あり、全部を合計すると幹周は6m以上、高さ14mで、町内で最大級のものです。

吉田大明神社叢  佐世保市吉井町上吉田

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吉田大明神社叢  佐世保市吉井町上吉田

吉田大明神は、吉井町の東南部、上吉田にある。国道204号線の佐世保「皆瀬」交差点から妙観寺トンネルを越し吉井町への県道40号線により行くと近い。下りの途中に「吉田大明神社叢」の案内標識があり、右折して行くと吉田大明神へ着く。春日神社のまだ先となる。
吉井町へ入ってからは、県道54号線沿いに工業団地のある橋川内などから登り口がある。

吉田大明神は、五蔵岳の麓標高250mの高地にあり、社叢約1haは社殿後ろのやや急な斜面。多くの木が発達している。昭和49年、県天然記念物に指定された。
なかでもイロハモミジは、幹回り155〜245cmの4本が揃い、他に例がないとされる。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中の説明は次のとおり。

吉田大明神社叢

吉井町上吉田にある。イロハモミジ、イスノキ、ツブラジイ、タブノキ、ヤブニッケイ、ホソバタブ、ムクノキ、バリバリノキ、クスドイゲなどがあり、昭和49年、県の天然記念物に指定された。

春日神社のクスノキ  佐世保市吉井町田原

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春日神社のクスノキ  佐世保市吉井町田原

春日神社は、吉井町の東南部、谷内地区にある。国道204号線の佐世保「皆瀬」交差点から妙観寺トンネルを越し吉井町への県道40号線により行くと近い。下りの途中に「吉田大明神社叢」の案内標識があり、右折して行くと春日神社へ着く。吉田大明神はまだ先となる。
吉井町へ入ってからは、県道54号線沿いにいろいろ登り口がある。

神社の社前に注連縄を巡らせた4坪程度の沼地に、吉田の地名の起こりといわれる「逆さ葦」が生えている。また、境内に入るとマキやシイの木に混ざって、柿の木の原種といわれる「トキワ柿」の木が2本生えている。別名吉田柿といわれる。
クスノキの大木は境内でなく、神社へ入る手前左手の田の道に立っている。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中の説明は次のとおり。

春日神社の大クス

幹周り5mあり、樹齢800年。吉井町最大のクスとして町の天然記念物に指定。
このクスは神社境内にはなく、少し離れた場所にある。春日大明神を鎮座の時、御神霊をこのクノキの洞腹に一時安置したと伝えられている。神社境内入口にはマキの大木があり、境内にはシイの巨木がある。

口木田のヤマモモ  東彼杵町口木田郷

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口木田のヤマモモ  東彼杵町口木田郷

東彼杵町の中心を過ぎ、川棚の方へ国道205号線を行く。大村湾沿いにJR大村線と国道は通り、音琴の手前が口木田である。口木田バス停を過ぎると旭採石生コン工場があり、ヤマモモはこの右手断崖上にある。工場の中を通らせてもらうと上がる道がある。

口木田郷には、ヤマモモの木は多かった。コミュニティーセンターのまだ奥の谷間、口木宅の竹林内に幹回り2.1mの大木があった。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。

ヤマモモの巨木

東彼杵町口木田郷の平戸街道の道沿いにある。ヤマモモは根元で2つに分れ、太い幹はさらに1mほどの所で3つに分れている。それぞれの幹周りは、1.8、1.5、1.5、1.3,1.3mほどあり、全体で7.1mはある巨木。ヤマモモの根元には石が置かれ、お酒が供えられてある。
傍には朽ちかけたスタジイの巨木もある(縦筋の入った木)。スタジイは今にも倒れそうである。スタジイの傍の木はヤブツバキ。スタジイの横を平戸街道が通っている。
ヤマモモの下は大村湾に面した断崖で、下を国道205号線とJRが通っている。

西光寺のノダフジ  佐世保市柚木町

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西光寺のノダフジ  佐世保市柚木町

佐世保市瀬戸越から柚木町を通り国見トンネルを越え伊万里へ行く国道498号線に入る。柚木交差点で三川内への県道を分岐し、国道は七曲登りにかかる。すぐ左にあるのは柚木中学校。柚木小学校はまだ先のかなり高台にある。
この柚木小学校の脇にあるのが西光寺である。長い参道の途中に市天然記念物のノダフジがあり、鉄柵に枝をはわせている。最後の写真は、境内に咲いていたシダレサクラ。
Otoji.K氏HP「長崎の名木」リストの中の説明は次のとおり。

西光寺のノダフジ

佐世保市柚木町・西光寺にあり、県内で最大のノダフジ。昭和52年、市の天然記念物に指定された。
参道の途中にノダフジがある。カシやシイの木にからんで伸びている。小さな鳥居がある池が傍にあり、その周囲にもノダフジが伸びている。残念ながら多くの花は散っていたが、満開なら池の周囲から眺めるフジの景色はいいに違いない。毎年、観藤会が開かれるらしい。撮影は5月初旬。来るのが一週間遅かった!
池の周囲には十月ザクラも植えられてある。

矢保佐社のムクノキ  佐世保市柚木町

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矢保佐社のムクノキ  佐世保市柚木町

佐世保市柚木町で通りかかって見かけた大木。国見トンネルを越え伊万里へ行く国道498号線は、柚木交差点で三川内への県道53号線と分かれる。この三川内への県道の方へ左折すると、すぐ右手に矢保佐社がある。「柚木よかもん市」物産店の真向いである。

矢保佐神は疫霊抜除の神、福徳の神、あるいは畑の神様らしい。ムクノキは鳥居左の斜面に立ち、幹周り4m、樹高15m、枝張り12mほど。県道から見ても目立つ木である。
毛利稔氏HP「里山の四季in柚木」早春編による説明は次のとおり。樹の大きさはそんなにないと思う。

ゆのき・三本木地区は、郷土史誌によれば相浦谷(ゆのきから平戸方向に流れ、途中緩やかに蛇行して佐世保湾に注ぐ相浦川流域の呼称)開拓の祖、武部胤明によって開拓された当時のたたずまいが今も残るという。
三本木の地名の由来になる樹齢数百年の巨木「ムクノキ」。高さ約30m、幹周り約7mの巨木は、芽吹きの時期を待つ早春の風物詩。

藤山神社のフジとオガダマノキ  佐世保市小舟町

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藤山神社のフジとオガダマノキ  佐世保市小舟町

国道204号線瀬戸越町交差点から柚木町・伊万里方面への国道498号線へ入る。柚木町近くとなると相浦川の播磨橋があり、ここが小舟町の藤山神社口でバス停があり、右折するとすぐ藤山神社がある。長崎県立ろう学校佐世保分校の校庭横となる。
Otoji.K氏HP「長崎の名木」リストの中の説明は次のとおり。

藤山神社の大フジ

佐世保市小舟町・藤山神社にある。4月下旬はオガタマノキの巨樹に巻きつき、高さ25m。左右にそれぞれ約15mほど開いていて圧巻。根元周りは1.68m。樹齢650年ほどで、九州一といわれ県の天然記念物に指定されている。
この大フジはヤマフジ。ヤマフジは栽培種のノダフジほど大木にはならないという。これほどの大木になっているのは貴重。県内でノダフジの大木は、佐世保市・西光寺のノダフジが最大。
境内には、ノダフジの藤棚の他、だるまフジの一種である紅白の二色フジがある。フジの花言葉が「縁結び」ということを、ここで知った。

オガタマノキの巨樹

佐世保市小舟町・藤山神社にある。幹周り4.6m、樹高30m。樹齢800年あまり。このオガタマノキには樹齢およそ650年の九州一といわれる 大フジが絡んでいる。