佐賀の巨樹・さが名木100選」カテゴリーアーカイブ

さが名木100選  11 舞鶴公園のホルトノキ   唐津市東城内

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さが名木100選  11 舞鶴公園のホルトノキ   唐津市東城内

唐津市「舞鶴公園」とは、昭和41年完成した唐津城天守閣を中心とした唐津城跡一帯の公園。名木のホルトノキは天守閣に登る上の広場にある。名木のフジもちょうど見頃であった。 
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

11 舞鶴公園のホルトノキ
・所 在 地  唐津市東城内舞鶴公園8−1
・推定樹齢   300年
・大 き さ  樹高 20m  幹回り 5.8m  枝張り 10m
・登録番号   02686
このホルトノキは、舞鶴公園の常緑樹の中でも代表的なものである。幹は地上1mのところから4本に分かれ、南北23m、東西20mにわたって葉を繁らかせている。
樹勢も盛んで佐賀県下はもちろん、九州における代表的な巨木である。
市天然記念物(昭和48年11月24日指定)

さが名木100選  10 舞鶴公園のフジ   唐津市東城内

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さが名木100選  10 舞鶴公園のフジ   唐津市東城内

唐津市「舞鶴公園」とは、昭和41年完成した唐津城天守閣を中心とした唐津城跡一帯の公園。名木のフジがちょうど見頃で、春の行楽期とあり人出が多かった。大手門から藤棚をくぐって天守閣へ行く。上の広場には、ホルトノキの名木もある。 
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。唐津城の説明は、HP「びびっと!からつ ~唐津ポータルサイト~」から。

10 舞鶴公園のフジ
・所 在 地  唐津市東城内舞鶴公園8−1
・推定樹齢   100年
・大 き さ  樹高 3m  幹回り 1.2m  枝張り 35m
・登録番号   02674
このフジの茎は、右巻で、花の最盛期には、紫色の蝶形の花が数多くたれ下がり、花房
の長さは30〜90cm。長いものは1.3mにも達し、その数5万を超え、非常に美しく、樹勢も盛んである。
市天然記念物(昭和47年9月1日指定)

唐  津  城

唐津藩初代藩主寺沢志摩守広高が、慶長7年(1602年)から7年の歳月を費やして築城された唐津城。現在の天守閣は昭和41年(1966年)に完成したもので、天守閣を中心に西に西の浜松原、東に虹の松原を鶴の両翼に見立て、別名「舞鶴城」とも呼ばれ、唐津市民や観光客に親しまれています。また、天守閣を中心とした唐津城跡一帯が舞鶴公園となり、桜・藤・ツツジなどの名所として、春には多くの人でにぎわいます。

さが名木100選   9 虹の松原のクロマツ   唐津市東唐津・浜玉町浜崎ほか

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さが名木100選   9 虹の松原のクロマツ   唐津市東唐津・浜玉町浜崎ほか

国の特別名勝、ご存じの唐津「虹の松原」。松原内を国道202号線が通る。旧唐津街道の道である。さが名木100選のプレートは、浜玉町との境あたりの大きな松に設置されていると思われるが探しきれなかった。
代わりに「羽衣かけの松」や藩境石「従是東對州領」など写した。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

9 虹の松原のクロマツ
・所 在 地  唐津市・浜玉町
・推定樹齢   400年
・大 き さ  樹高 25m  幹回り 2.8m  枝張り 10m
・登録番号   02481
唐津市東唐津から浜玉町の海岸線に沿った幅400〜700m、長さ4kmにわたるクロマツ主体の松原である。
この松原は、文禄2年(1593年)唐津藩主となった寺澤志摩守広高が新田開発のため、砂丘上に防風、防潮用に植林したといわれている。現在、100万本前後の松が数えられる。
国の特別名勝(昭和30年3月24日指定)

さが名木100選   8 洞泉寺の乳イチョウ   唐津市東宇木

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さが名木100選   8 洞泉寺の乳イチョウ   唐津市東宇木

唐津市鏡山の後方となるので、国道202号線唐津大橋を渡り、すぐ井桶田橋交差点から右折。半田川に出て川沿いに都市高速道497号線ガード下まで行くと、「東宇木」の道路標識がある。途中は市道を一度右折しないと道がわかりにくい。
半田川など3本の川の合流点「落合橋」まで必ず行く。標識による真ん中の小川沿いの道を進むと、集落の奥に洞泉寺がある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

8 洞泉寺の乳イチョウ
・所 在 地  唐津市東宇木602
・推定樹齢   300年
・大 き さ  樹高 25m  幹回り 4m  枝張り 15m
・登録番号   02050
大谷山洞泉寺の本尊は、篠栗地蔵菩薩にちなんで眼病と安産に霊験があると信仰されており、この地蔵菩薩にちなんで植樹されたと伝えられている。
洞泉寺のイチョウは雌株で、俗に”チチ”と呼ばれる気根が多数たれ下がり、「これに願いをかければ乳がでる」といわれている。
市天然記念物(昭和47年9月1日指定)

さが名木100選  79 広沢寺のソテツ   唐津市鎮西町名護屋

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さが名木100選  79 広沢寺のソテツ   唐津市鎮西町名護屋

鎮西町名護屋城跡内の大手門裏手となる北方に広沢寺はある。国道204号線名護屋城跡交差点から以前の国道に入る。城跡を回り込んで行くと、石段の参道が上がり「名護屋城跡山里丸」の標柱がある。ここを登れば寺なのだが、寺名の案内がなく下から寺は見えないので気をつける。

「山里丸」は秀吉の居館跡、寺はこの一角。加藤清正が朝鮮から持ち帰り秀吉に献上されたというソテツ(国天然記念物)や、曽呂利新左衛門設計の石段、利休が茶杓(ちゃしゃく)を作るため植えたという利休竹などある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

79 広沢寺のソテツ
・所 在 地  鎮西町名護屋3673
・推定樹齢   380年
・大 き さ  樹高 3.5m  幹回り 1.2m  枝張り 2m
・登録番号   36622
一本の主幹から枝が何本も横臥して広がり、雄大である。このソテツは、加藤清正が朝鮮からもち帰り、豊臣秀吉に献上されたものと伝えられている。
国天然記念物(大正13年1月29日指定)

さが名木100選  78 法光寺の八重桜(ヤエザクラ)   唐津市鎮西町名護屋

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さが名木100選  78 法光寺の八重桜(ヤエザクラ)   唐津市鎮西町名護屋

豊臣秀吉手植えの桜と伝えられる。鎮西町名護屋城跡の北方に法光寺はある。国道204号線名護屋城跡交差点から以前の国道に入る。ちょうど裏手に城跡標柱があり、ここから城外へ曲がり、すぐまたまっすぐな細道へ進む。
寺入口の名木八重桜の脇には、曽呂利新左衛門(秀吉家臣)作の庭園があった。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

78 法光寺の八重桜(ヤエザクラ)
・所 在 地  鎮西町名護屋4092
・推定樹齢   400年
・大 き さ  樹高 7m  幹回り 2.9m  枝張り 11m
・登録番号   3696001
法光寺は、もとは名護屋城跡に南に隣接する法光山にあったが、築城に伴って現在地に移された。その侘びに豊臣秀吉が二本のサクラを手植えしたと伝えられる。その後一本は枯れたが、一本はこの八重桜とされている。
いまでも、春には見事な花を咲かせる。

さが名木100選  77 切木のボタン   唐津市肥前町切木

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さが名木100選  77 切木のボタン   唐津市肥前町切木

唐津市肥前町は「ぼたんの里」。国道204号線により肥前町切木に入ると「ぼたんと緑の丘公園」の案内板がある。名木のボタンはこの公園内でなく、まだ手前、切木バス停がある切木郵便局角から入ると、すぐ古民家の庭先にある。
訪れた日は開花の最盛期から一週間ほど過ぎ、しなびれかかっていた。しかし、公園は九州最大のぼたんと芍薬園(入園料500円)。まつりがあり各種の花々を5月中旬まで楽しめる。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。切木ぼたんの伝説は、公園パンフレットから。

77 切木のボタン
・所 在 地  肥前町切木乙333
・推定樹齢   300年
・大 き さ  樹高 1m
・登録番号   34683
毎年4月中旬に大小300の花を咲かせている。根元は一株であるが、数十株に分かれているように見える。中には「切木ぼたん」特有の二重ちりめん状の花もあり愛好家を楽しませている。
県天然記念物(昭和51年2月25日指定)

切木ぼたんの伝説

今から約400年前のこと。豊臣秀吉によって滅ぼされた波多三河守の家臣・井出賢介は、廃城となった岸岳城でひっそりと咲くぼたんを見つけ、切木村に持ち帰って大切に育てました。このぼたんは波多氏の知人が明国から持ち帰り、美女の誉れ高い波多氏の夫人・秀の前が愛してやまなかったものでした。
その後、このたった一株のぼたんは、出家の手で代々大切に育てられました。
現在、県の天然記念物に指定されており、今もその庭先に大小約500もの花を咲かせ続けています。

さが名木100選  76 住吉神社のクスノキ   唐津市肥前町納所

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さが名木100選  76 住吉神社のクスノキ   唐津市肥前町納所

国道204号線が玄海町へ曲がる肥前町古保志気交差点から、まっすぐに入野交差点まで行くと、能所への県道317号線の標識があり、小半島の先へ向けてなお進む。
5分ほどでJA前納所バス停へ着くが、住吉神社はこの手前100m位の所へ左へ入る道があり、この道へ入って150mほど行くと住吉神社である。神社の入口の堀に2つの立派な桁橋があった。クスノキは社殿左にある。燈籠上の狛犬の姿もよい。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

76 住吉神社のクスノキ
・所 在 地  肥前町納所西の川
・推定樹齢   700年
・大 き さ  樹高 16m  幹回り 3.9m  根張り 22m
・登録番号   34407
鎌倉(文永2年)時代に創建された様々な由来や伝説が残る住吉神社の境内に、御神木として700年余の崇敬を受けてきた。

さが名木100選  75 田野のアコウ   唐津市肥前町田野

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さが名木100選  75 田野のアコウ   唐津市肥前町田野 

国道204号線が玄海町へ曲がる肥前町古保志気交差点から左折して、標識のある海岸の高串温泉を目指す。魚市場前を通り奥の田野浦入口の左方砂岩の高い崖に、アコウが根を垂らしている。
アコウは大きくないが、日本の北限のものといわれ、国天然記念物である。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

75 田野のアコウ
・所 在 地  肥前町田野甲2966−3他
・推定樹齢   180年
・大 き さ  樹高 5m  幹回り 0.5m  根張り 5m
・登録番号   34003
アコウは、クワ科の亜熱帯植物で、この地のものが日本の北限といわれている。岸壁を這う根が、樹齢180年といわれている植物の力強い生命力を物語っている。
国天然記念物(昭和3年1月18日指定)

さが名木100選 100 みゆき公園の昭和天皇お手植えヒノキ   嬉野市嬉野町下宿

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さが名木100選  100 みゆき公園の昭和天皇お手植えヒノキ   嬉野市嬉野町下宿

国道34号線の嬉野市嬉野総合支所前に「みゆき公園 嬉野総合運動公園入口」の大きな案内碑がある。この県道1号線へ入り、同総合支所前を通って広い道路をまっすぐ進む。交差点のある突きあたり高台一帯が、みゆき公園である。
お手植えのヒノキは、正面ゲートから入った公園北側最奥部の芝生園地に防護ネットに囲まれてあるので、近くの駐車場まで行く。傍らに天皇歌碑と記念碑がある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

100 昭和天皇お手植えヒノキ
・所 在 地  嬉野町下宿(嬉野総合運動公園)
・推定樹齢   15年
・大 き さ  樹高 5.5m  幹回り 0.3m  根張り 3m
・登録番号   4974007,4974008,4974009
この3本のヒノキは、昭和62年の全国植樹祭で、昭和天皇がお手植えになり、その後、平成14年10月には、全国育樹祭で皇太子殿下がお手入れをなされた由緒ある樹木である。