佐賀の巨樹・さが名木100選」カテゴリーアーカイブ

さが名木100選  87 横辺田代官所跡のムクノキ   杵島郡大町町大字大町

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さが名木100選  87 横辺田代官所跡のムクノキ   杵島郡大町町大字大町

国道34号線の大町町役場前を過ぎ、大町小前交差点から曲がり、国道と並行する旧長崎街道の道へ入る。江北の方に進み、「土井家住宅」(この地方独特の建築様式を残す民家として昭和49年国の重要文化財に指定)を過ぎると、左手の空き地に「横辺田代官所跡」の説明板とともに、このムクノキの大木が立つ。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

87 横辺田代官所跡のムクノキ
・所 在 地  大町町大町1660
・推定樹齢   300年
・大 き さ  樹高 14m  幹回り 3m  根張り 12m
・登録番号   42729
横辺田代官所として、民生の安定や課役を司り行政所轄の中心所在地であったところに大きな岩があり、このムクノキはこの岩に根を巻き育っている。その姿は、往時の生活及び代官所の模様を思いめぐらす格好の古木である。

さが名木100選  86 聖岳の楠(クスノキ)の群生林   杵島郡大町町大字大町

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さが名木100選  86 聖岳の楠(クスノキ)の群生林   杵島郡大町町大字大町

国道34号線の大町町役場前を過ぎ、大町小前交差点から聖岳(標高416m)への登山道路に入って頂上を目指す。途中は案内板が整備され、各方面から登られる。
クスノキの群生林は頂上近くにあり、ここまで車が入る。林内は遊歩道によって一周できる。
弁財天を祀る灑岳神社の聖岳頂上は、急登を5分歩く。珍しい中国風煉瓦造の拝殿。遠く雲仙岳まで見える展望台がすぐ下にある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

86 聖岳の楠(クスノキ)の群生林
・所 在 地  大町町大町3160
・推定樹齢   100年
・大 き さ  樹高 15m  幹回り 1.5m
・登録番号   42422
明治37年、日露戦争の戦勝記念として当時の郡役所の指示で大町町が植樹した人工林である。大町町のシンボル的な山である聖岳の頂上近くに、広さ1.5haにわたり約800本のクスが群生する。

さが名木100選  85 高野寺のシャクナゲ   武雄市北方町大字志久

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さが名木100選  85 高野寺のシャクナゲ   武雄市北方町大字志久

国道34号線の武雄市北方支所前に「シャクナゲ寺 高野寺」の案内板があるので、これに従い国道から細い車道へ入る。ここから寺は100mほどである。4〜5月の開花期には混雑するので、車は一方通行となる。拝観料500円。
シャクナゲの古木は、寺へ入ってすぐ左手斜面にある。寺内には約20種約1000本のシャクナゲが植えられている。開花期の様子は、風景の別項を参照。
https://misakimichi.com/archives/798 
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

85 高野寺のシャクナゲ
・所 在 地  北方町志久高野3246−2
・推定樹齢   310年
・大 き さ  樹高 4m  幹回り 0.7m  枝張り 5m
・登録番号   41566
このシャクナゲは、高野寺の象徴として管理されている。シャクナゲの開花期には、「シャクナゲ祭り」があり、多くの参拝者が高野寺を訪れる。

さが名木100選  84 大聖寺のイヌマキ   武雄市北方町大字大崎

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さが名木100選  84 大聖寺のイヌマキ   武雄市北方町大字大崎

国道34号線のJR高橋駅近く二股交差点から左折し、伊万里への国道498号線へ入る。朝日町川上交差点で北方からの県道331号線と合うので、県道により北方の方へ少し戻る。
杉の岳入口バス停があり、ここに「日本一のマキの木 杉岳山不動尊 大聖寺 車で10分」の案内板がある。標高400m位の山上まで、カーブの多い道をぐいぐい登りやっと着く。
境内にイヌマキの大木は3本。ほかにイチョウ、カヤノキの大木があり、樹齢はいずれも300年以上とあった。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

84 大聖寺の日本一のイヌマキ
・所 在 地  北方町大字大崎岳6694−1
・推定樹齢   500年
・大 き さ  樹高 12m  幹回り 5.5m  枝張り 15m
・登録番号   41176
平成13年に大聖寺の氏子を中心としたイヌマキ保存会が設立され、周辺の環境保全や樹木の維持管理が実施されている。
また、平成9年に日本植物推進会議・日本樹学研究所の調査で推定樹齢500年とされたことから「日本一のイヌマキ」といわれている。

さが名木100選  63 八幡神社のクスノキ   小城市牛津町上砥川

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さが名木100選  63 八幡神社のクスノキ   小城市牛津町上砥川

国道34号線が小城市牛津町へ入り、すぐ砥川小前交差点から左折。砥川小学校と保育園の角で川に出る。この川の上流に堤があり、八幡神社は堤奥にあるので、両岸のいずれの道でも着く。ローソン角からがまっすぐ道がわかりやすい。神社の肥前鳥居は珍しい。
クスノキは社殿裏にイチイガシの樹齢500年とある木とともに立つ。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

63 八幡神社のクスノキ
・所 在 地  小城市牛津町下砥川695−1
・推定樹齢   400年
・大 き さ  樹高 20.1m  幹回り 10.5m  枝張り 21m
・登録番号   2527225
八幡神社は三所八幡宮といわれ、内砥川に上宮、寺町に中宮、宿古賀に下宮があり、千葉氏が鎌倉八幡宮の分霊を奉じたことが由来とされる。この神社にあるクスノキは県内7番目の巨木であり、その外観は感動的である。

さが名木100選  24 しだれ椋(ムクノキ)  伊万里市伊万里

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さが名木100選  24 しだれ椋(ムクノキ)  伊万里市伊万里町

国道202号線伊万里市役所入口交差点から左折。JR伊万里線の上を行き中央交番前の先はカーブへ入る。街中を通って伊万里川の幸橋を渡ると、右手に伊万里神社があり、道路反対側が伊万里保育園となっている。
しだれ椋(ムクノキ)の名木は、この伊万里保育園の園庭西側に立つ。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

24 しだれ椋(ムクノキ)
・所 在 地  伊万里市伊万里町乙1−5
・推定樹齢   300年
・大 き さ  樹高 24m  幹回り 4m  枝張り 21.4m
・登録番号   05754
伊万里保育園の敷地の西側にあり、ここには、江戸時代に佐賀藩の蔵があり、領民の年貢米などを入れていたと伝えられ、このムクノキは、その頃に植えられたものと考えられる。
ほぼ垂直に幹が伸びており、大枝より多くの枝が、四方へ緩く傾斜しながら張り、さらにその先端から小枝が、地面に向かって垂れ下がっている。ムクの中でも、枝が垂れ下がる樹形はきわめて珍しいとされている。
市天然記念物(昭和48年7月20日指定)

さが名木100選  23 横野のサワラの木(サワラ)  伊万里市黒川町

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さが名木100選  23 横野のサワラの木(サワラ)  伊万里市黒川町

伊万里市黒川町は山手にあり、伊万里市街からかなり遠い。国道202号線伊万里市役所入口交差点から左折。JR伊万里線の上を行き中央交番前の先はカーブへ入る。伊万里川伊万里神社のある幸橋を渡って、県道321号線に入る。

この県道は大平山公園へ向かう道で、山手へかなり北上する。途中「横野」バス停があり、横野集落へはここから左へ山手を回り込むと、横野公民館前に高いサワラの木が立つ。
間違って公園入口「立目」バス停まで行った場合は、まっすぐに次の「清水」まで少し下り、左から回り込むと横野公民館前に出る。
サワラの木の奥に小池があり、スギの根元が極端に曲がった木があった。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

23 横野のサワラの木(サワラ)
・所 在 地  伊万里市黒川町横野631
・推定樹齢   500年
・大 き さ  樹高 20.5m  幹回り 2.5m  枝張り 12m
・登録番号   0543003
垂直にのびた樹形はすっきりしていて美しく、樹勢も旺盛である。現在、サワラの栽培はまれで、生育個体もきわめてめずらしく、学術上価値が高く評価されている。
市天然記念物(昭和56年11月1日指定)

さが名木100選  22 明 星 桜(サクラ)  伊万里市東山代町

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さが名木100選  22 明 星 桜(サクラ)  伊万里市東山代町

伊万里市街の二里大橋交差点から松浦方面へ国道204号線を行く。松浦鉄道の東山代駅前を過ぎた川端の東山代町天神交差点に案内標識がある。左折して道順とおり谷間の集落へ進むと、小高い丘の観音堂前に明星桜がある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

22 明 星 桜(サクラ)
・所 在 地  伊万里市東山代町浦川内5343−2
・推定樹齢   800年
・大 き さ  樹高 13m  幹回り 5m  枝張り 21m
・登録番号   05527
明星桜は、浦川内地区の観音堂境内にあり、京都の公家、浦内淡路守が浦川内を開拓した際、望郷の念から京都の壬生寺より桜を持ち帰り植えたという伝承がある。
夜間、樹下で火を焚いて眺めると、花びらが火に映えて明星の趣があることから、明星桜と名付けられたといわれている。
県天然記念物(平成5年3月31日指定)

開花写真は、伊万里市HPから。

さが名木100選  21 青幡神社のクスノキ  伊万里市東山代町

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さが名木100選  21 青幡神社のクスノキ  伊万里市東山代町

伊万里市東山代町の青幡神社は、伊万里市街の二里大橋交差点から松浦方面へ国道204号線を行く。松浦鉄道の里駅前を過ぎた国道沿い左方に神社の大きな標柱が立ち、鳥居の奥にクスノキの巨木が見える。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

21 青幡神社のクスノキ
・所 在 地  伊万里市東山代町里338
・推定樹齢   500年
・大 き さ  樹高 16m  幹回り 11.4m  枝張り 21m
・登録番号   05305
青幡神社は、松浦党の源直が久安年間(1145〜1150年)に、東山代町の里に政庁を置き、その鎮守として創建したと伝えられる古社である。
このクスノキは、境内のほぼ中央に位置し、神社の神木とされており、四方に向かって枝葉が繁って、美しい姿を見せている。
県天然記念物(昭和40年7月23日指定)

さが名木100選  81 大日のスギ  西松浦郡有田町岳

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さが名木100選  81 大日のスギ  西松浦郡有田町岳

佐世保市柚木町から国道498号線を行き、国見トンネル入口右から旧道を栗ノ木峠まで上がった。しかし、国見有料道路の無料化に伴い、平成19年11月30日から峠の先は廃道となり閉鎖されていた。
大日のスギは、栗ノ木峠の下りでトンネル出口との中間くらいの急カーブする下方にある。

私のバイクは閉鎖ゲート脇をなんとか通れたので、廃道を下って現地へ行き写真を写してきたが、今後行くなら、国見トンネルの伊万里側に駐車し、この廃道を歩いて登る方が近い。
廃道のため落石などは放置され、少々危険な道であるから要注意である。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

81 大日のスギ
・所 在 地  西有田町山谷
・推定樹齢   400年
・大 き さ  樹高 30m  幹回り 5m  枝張り 14m
・登録番号   39604
大日のスギは、長崎県との県境に近い国見岳の中腹で、標高500mの傾斜地の林の中に直立し高さ3mのあたりで4本に分岐し、それが互いに競合しあい、空に向かって伸びている。
根元には、「大日如来天保二卯一二月施主山谷村中」の刻印を持つ石祠が建立されている。
町天然記念物(昭和46年7月10日指定)