月別アーカイブ: 2008年4月

さが名木100選  79 広沢寺のソテツ   唐津市鎮西町名護屋

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さが名木100選  79 広沢寺のソテツ   唐津市鎮西町名護屋

鎮西町名護屋城跡内の大手門裏手となる北方に広沢寺はある。国道204号線名護屋城跡交差点から以前の国道に入る。城跡を回り込んで行くと、石段の参道が上がり「名護屋城跡山里丸」の標柱がある。ここを登れば寺なのだが、寺名の案内がなく下から寺は見えないので気をつける。

「山里丸」は秀吉の居館跡、寺はこの一角。加藤清正が朝鮮から持ち帰り秀吉に献上されたというソテツ(国天然記念物)や、曽呂利新左衛門設計の石段、利休が茶杓(ちゃしゃく)を作るため植えたという利休竹などある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

79 広沢寺のソテツ
・所 在 地  鎮西町名護屋3673
・推定樹齢   380年
・大 き さ  樹高 3.5m  幹回り 1.2m  枝張り 2m
・登録番号   36622
一本の主幹から枝が何本も横臥して広がり、雄大である。このソテツは、加藤清正が朝鮮からもち帰り、豊臣秀吉に献上されたものと伝えられている。
国天然記念物(大正13年1月29日指定)

さが名木100選  78 法光寺の八重桜(ヤエザクラ)   唐津市鎮西町名護屋

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さが名木100選  78 法光寺の八重桜(ヤエザクラ)   唐津市鎮西町名護屋

豊臣秀吉手植えの桜と伝えられる。鎮西町名護屋城跡の北方に法光寺はある。国道204号線名護屋城跡交差点から以前の国道に入る。ちょうど裏手に城跡標柱があり、ここから城外へ曲がり、すぐまたまっすぐな細道へ進む。
寺入口の名木八重桜の脇には、曽呂利新左衛門(秀吉家臣)作の庭園があった。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

78 法光寺の八重桜(ヤエザクラ)
・所 在 地  鎮西町名護屋4092
・推定樹齢   400年
・大 き さ  樹高 7m  幹回り 2.9m  枝張り 11m
・登録番号   3696001
法光寺は、もとは名護屋城跡に南に隣接する法光山にあったが、築城に伴って現在地に移された。その侘びに豊臣秀吉が二本のサクラを手植えしたと伝えられる。その後一本は枯れたが、一本はこの八重桜とされている。
いまでも、春には見事な花を咲かせる。

さが名木100選  77 切木のボタン   唐津市肥前町切木

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さが名木100選  77 切木のボタン   唐津市肥前町切木

唐津市肥前町は「ぼたんの里」。国道204号線により肥前町切木に入ると「ぼたんと緑の丘公園」の案内板がある。名木のボタンはこの公園内でなく、まだ手前、切木バス停がある切木郵便局角から入ると、すぐ古民家の庭先にある。
訪れた日は開花の最盛期から一週間ほど過ぎ、しなびれかかっていた。しかし、公園は九州最大のぼたんと芍薬園(入園料500円)。まつりがあり各種の花々を5月中旬まで楽しめる。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。切木ぼたんの伝説は、公園パンフレットから。

77 切木のボタン
・所 在 地  肥前町切木乙333
・推定樹齢   300年
・大 き さ  樹高 1m
・登録番号   34683
毎年4月中旬に大小300の花を咲かせている。根元は一株であるが、数十株に分かれているように見える。中には「切木ぼたん」特有の二重ちりめん状の花もあり愛好家を楽しませている。
県天然記念物(昭和51年2月25日指定)

切木ぼたんの伝説

今から約400年前のこと。豊臣秀吉によって滅ぼされた波多三河守の家臣・井出賢介は、廃城となった岸岳城でひっそりと咲くぼたんを見つけ、切木村に持ち帰って大切に育てました。このぼたんは波多氏の知人が明国から持ち帰り、美女の誉れ高い波多氏の夫人・秀の前が愛してやまなかったものでした。
その後、このたった一株のぼたんは、出家の手で代々大切に育てられました。
現在、県の天然記念物に指定されており、今もその庭先に大小約500もの花を咲かせ続けています。

さが名木100選  76 住吉神社のクスノキ   唐津市肥前町納所

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さが名木100選  76 住吉神社のクスノキ   唐津市肥前町納所

国道204号線が玄海町へ曲がる肥前町古保志気交差点から、まっすぐに入野交差点まで行くと、能所への県道317号線の標識があり、小半島の先へ向けてなお進む。
5分ほどでJA前納所バス停へ着くが、住吉神社はこの手前100m位の所へ左へ入る道があり、この道へ入って150mほど行くと住吉神社である。神社の入口の堀に2つの立派な桁橋があった。クスノキは社殿左にある。燈籠上の狛犬の姿もよい。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

76 住吉神社のクスノキ
・所 在 地  肥前町納所西の川
・推定樹齢   700年
・大 き さ  樹高 16m  幹回り 3.9m  根張り 22m
・登録番号   34407
鎌倉(文永2年)時代に創建された様々な由来や伝説が残る住吉神社の境内に、御神木として700年余の崇敬を受けてきた。

さが名木100選  75 田野のアコウ   唐津市肥前町田野

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さが名木100選  75 田野のアコウ   唐津市肥前町田野 

国道204号線が玄海町へ曲がる肥前町古保志気交差点から左折して、標識のある海岸の高串温泉を目指す。魚市場前を通り奥の田野浦入口の左方砂岩の高い崖に、アコウが根を垂らしている。
アコウは大きくないが、日本の北限のものといわれ、国天然記念物である。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

75 田野のアコウ
・所 在 地  肥前町田野甲2966−3他
・推定樹齢   180年
・大 き さ  樹高 5m  幹回り 0.5m  根張り 5m
・登録番号   34003
アコウは、クワ科の亜熱帯植物で、この地のものが日本の北限といわれている。岸壁を這う根が、樹齢180年といわれている植物の力強い生命力を物語っている。
国天然記念物(昭和3年1月18日指定)

東松浦半島の風景  (2)

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東松浦半島の風景  (2)

平成20年4月27日、伊万里市から肥前町(唐津市)・福島町(長崎県松浦市)・玄海町・鎮西町(唐津市)・呼子町(唐津市)へ行く。
(2)は、玄海町・鎮西町・呼子町。
海岸高台の風車、玄海町体育館と役場、浜野浦棚田、名護屋城跡、呼子大橋、唐津駅などと、途中見た海岸風景。

東松浦半島の風景  (1) 

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東松浦半島の風景  (1)

平成20年4月27日、伊万里市から肥前町(唐津市)・福島町(長崎県松浦市)・玄海町・鎮西町(唐津市)・呼子町(唐津市)へ行く。
(1)は、伊万里市・肥前町・福島町。
伊万里湾大橋、いまり夢みさき公園とビーチ、福島大橋、同白岳公園、ぼたんと緑の丘公園などと、途中見た伊万里湾の海岸風景。

松ノ森神社の風景  長崎市上西山町

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松ノ森神社の風景  長崎市上西山町

長崎市上西山町の松ノ森神社は、くんちで有名な諏訪神社参道下段の右手奥の方にある。神社には「従是西諏訪社境内」の標石、大楠、高欄に四神レリーフがある御神橋(桁橋)、県指定有形文化財「職人尽」(現地説明板は次のとおり)があるから、まとめて紹介する。
御神橋は、長崎の石橋の項を参照。 https://misakimichi.com/archives/814

県指定有形文化財  職 人 尽

松森神社外囲いの瑞籬(垣)の欄間にはめこまれた30枚の板に薄肉浮彫りされたもので、図柄はいわゆる職人尽である。正徳3年(1713)、社殿改修の際に奉納されたもので、彫刻者は御用指物師喜兵衛、同藤右衛門である。下絵を描いた画家は不詳であるが、当時の長崎奉行御用絵師小原慶山ではないかと考えられている。天保3年(1832)には、唐絵目利石崎融思が彩色を施した。
職人風俗が精緻に描写されたこの彫り物は、歴史民俗資料としての価値とともに美術品としても高く評価されている。
長崎市教育委員会 (平成18年3月設置)

松ノ森神社の御神橋  長崎市上西山町

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松ノ森神社の御神橋  長崎市上西山町

長崎市上西山町の松ノ森神社は、くんちで有名な諏訪神社参道下段の右手奥の方にある。神社の御神橋は桁橋であるが、長崎市内では造りが大きく高欄の四神レリーフが珍しいから、特に紹介する。
N氏HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」の中「長崎県の石橋」による説明は次のとおり。

№2,874  松ノ森神社の御神橋  2007.08.13

長崎市上西山町
橋長:5.8m  橋幅:2.7m  2径間桁橋
架設:文化15年(1818)
石工:原田喜兵衛
高欄には四神のレリーフ。北に玄武、東に青龍、西に白虎、南に朱雀。
神社外囲いの瑞籬(垣)欄間にはめ込まれた「職人尽」は県指定有形文化財である。

2008 長崎帆船まつり  4/27の夜景

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2008 長崎帆船まつり  4/27の夜景

2008長崎帆船まつりは、4月24日(木)から28日(月)まで。会場は、長崎港水辺の森公園、長崎出島ワーフ。参加帆船は、海王丸、日本丸、観光丸、あこがれ、飛帆、コリアナ(韓国)。
船内一般公開や体験クルーズなどある。夜はライトアップ・イルミネーション。26日(土)と27日(日)は、20:50〜21:05に打ち上げ花火、各夜1000発。

上の写真は、4月27日夜の打ち上げ花火とライトアップ・イルミネーション。佐賀の帰り、たまたま時間に通りかかった。
4月24日の昼景は次を参照。 https://misakimichi.com/archives/806

問い合わせは、長崎帆船まつり実行委員会(事務局:長崎市さるく観光課内 TEL095−829−1319 公式HPあり)