蒲生のクス  姶良市蒲生町上久徳

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蒲生のクス  姶良市蒲生町上久徳

鹿児島県教育委員会HPの「鹿児島県の文化財」による説明は、次のとおり。最後の写真は、神社本殿右前のカヤの大木。蒲生のクスは、本ブログ以前の記事も参照。
https://misakimichi.com/archives/2081

蒲生のクス
【所在地】姶良市蒲生町上久徳 2258 蒲生八幡神社
【種 別】国指定特別天然記念物
【指定年月日】昭和 27 年3月 29 日(国指定天然記念物 大正 11 年3月8日)

わが国にはクスノキの巨木が多く,国の天然記念物に指定されたものが 30 本もあり,そのうち3本は県内にある。蒲生町八幡神社境内のクスノキはその中でも最大で,根回り33.57m,目通り周囲 24.22m,高さ約 30m で,昭和 63(1988)年の環境庁(現環境省)の調査で日本最大の巨樹と認められた。また幹の基部は凹凸が多く,内部は直径 4.5m の空洞になっており,枝葉も繁茂して眺めは壮観である。
このクスノキの樹齢は不明であるが,保安4(1123)年蒲生舜清が居を蒲生に定め,同年2月 21 日,この地に八幡神社を建立した当時,すでに神木として取り扱ったことが伝えられているので,少なくとも千数百年を経たものと推定される。
近年,樹勢の衰えが目立ったため,樹木医による診断を受け,薬剤の注入や,根幹の踏みつけ防止等,各種の処置が施され,樹勢の維持・回復を図っている。