ウエブサイト「近世以前の土木遺産」の長崎県のデータ
「近世以前の土木遺産」という学術的研究目的のウエブサイトがある。監修者は、岡山大学大学院教授・馬場俊介氏。土木学会の近代土木遺産2800選のウエブサイトも管理されている。
調査の概要は次のとおり。最近、長崎県のリストが公開された。
http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~baba/
調査の概要
このサイトは、学術的研究目的で、全国の古代〜江戸期までに造られた交通(街道、河川舟運、海運)、産業(農業・飼馬業、漁業、鉱業)、 防災(海岸、河川)、生活(上水)、行政(測量)、軍事(台場、狼煙場)関連の遺産群の全貌を、初めて明らかにした結果を、公開するためのものです。こうした遺産が、地域の貴重な資産であるにもかかわらず、効率化の名のもとに、加速度的に破壊されているのを喰い止めるために、個々の遺産の重要度を判定した上で、公開しています。
リスト作成にあたっては、財政的には、2009年まではトヨタ財団、ウエスコ学術振興財団の資金、2010年からは科学研究費補助金を受けています。また、資料収集にあたっては、全国の市区町村の教育委員会、ならびに、これまでに刊行された各種の書籍も利用していますし、ウエブ上のデータも信頼性を確認した上で使用しています。また、一部の写真・データについて、善意の方々のご支援を得ています。…
私の本ブログも、最初は「平戸市前津吉町長泉寺の鯨供養塔」の撮影写真であったが、光栄なことに先生の目にとまり、ほかに多くのデータと写真が掲載された。
https://misakimichi.com/archives/1148
データ一覧については、出典で「WEB(みさき道人)」とあるもの、写真については、「提供:みさき道人」とあるのが、本ブログ関係である。
全国的に貴重な学術的研究であり、今後ともできる限り調査に協力したい。