新長崎漁港の水準点 長崎市三重町翡翠ヶ丘公園下
長崎市神の島町、四郎ヶ島西側の小島に見かけた建設省第四建設局「四建水準点」の2009年3月の記事を、次により紹介している。
https://misakimichi.com/archives/1665
今回は、長崎市三重町、翡翠ヶ丘公園下の海岸岩場で見かけた長崎県「基本水準標石」である。刻面は2面。正面「昭和六十年九月 基本水準標石」、右面「長崎県」。根元の岩にはプレートがあり、「基本水準面上6.857m」。
三重海岸変成鉱物の産地は、 https://misakimichi.com/archives/2406
「新長崎漁港」の、ウィキペディア フリー百科事典による説明は次のとおり。
長崎漁港(ながさきぎょこう)は、長崎県長崎市にある特定第3種漁港である。かつては長崎港内に位置していたが、1989年(平成元年)に主な漁港機能を長崎市北西部の畝刈・三重地区に移転した。長崎港と区別するために新長崎漁港(しんながさきぎょこう)と呼ばれることもある。
沿 革
・1951年9月7日 – 特定第3種漁港に指定。
・1972年 – 畝刈・三重地区の新漁港建設が竣工。三重浦の遠浅の海岸に埋立・浚渫を施し、湾口に防波堤を建設した。周囲は加工場・住宅地の造成も進められ、都市化が進んだ。
・1987年8月末 – 台風12号により、完成間近の新漁港が大きな被害を受けた。
・1989年 – 漁港機能を畝刈・三重地区へ移転した。
標石刻面の「昭和六十年九月」は、1985年当時のこと。「新長崎漁港」は建設途中である。長崎県がこの工事に関係して設置した水準点と思われる。