(ト)あやめ東幼稚園のアコウ  長崎市戸石町

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(ト)あやめ東幼稚園のアコウ  長崎市戸石町

国道251号線により矢上大橋を渡り、戸石入口交差点から右折して戸石へ向かう。大久保病院前を過ぎた戸石漁港の方から幼稚園へ入る道があり、案内標識により進むと「あやめ東幼稚園」に着く。
アコウは、幼稚園の正門広場と、中へ入った園庭に大木2本がある。園庭のは牧島へ渡る牧戸橋の方から、川岸に眺められる。
次の樹木の再掲。  https://misakimichi.com/archives/809

2001年7月開催「第15回 ながさき巨樹・巨木を見る集い(東長崎地域)」の「東長崎巨樹マップ」に、(ト)でアコウを記している。同写真説明は次のとおり。
戸石あこうの木。幼稚園の玄関前。

東長崎地区連合自治会編「2000年の東長崎」平成13年刊、巨木・名木93頁の説明は次のとおり。
◇あこうの大木  戸石のあこうの木

戸石バス停留所から牧戸橋方向へ300m行って左に折れると、あやめ東幼稚園が見える。この幼稚園の玄関前の広場に、この「あこうの大木」がある。昭和30年ころまでは、ここは海であったが埋め立てられ、今はこの辺り住宅地となった。100m手前までが海岸であったそこに自然木として生え、かなりの年月を経て大木に成長したものである。
それを幼稚園の開園と併せ、今の位置に移植に成功し現在は青葉を茂らせている。数百年の年月を思わせる大きな根回りが生きる厳しさ、また、力強さを感じさせる。
なお、これよりひと回り大きかった「あこう」が、400m東の方向にあったが、台風で根元から倒され、今は枯死している。