あやめ東幼稚園のアコウ  長崎市戸石町

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あやめ東幼稚園のアコウ  長崎市戸石町

平成20年4月20日、長崎学さるく行事で牧島へ行った。牧戸橋を渡る前、川向いにあやめ東幼稚園がある。園庭に大きく傾いたアコウの幹が見えた。
戸石六地蔵から池下へ向かう途中には、幼稚園の正門にも遠くから大きな木が見えた。

幼稚園へ帰りに寄って確かめた。この日は行事コースで、池下大久保家の諌早市指定天然記念物「アコウの巨樹」を見ていたから、そんな巨樹に感じられないが、小さいながら2本とも樹形が独特なアコウである。
正門のは幹回り4.5m、樹高12m、枝張り10mほど。園庭のは幹回り4.6m、樹高11m、枝張り11.4mほどあった。

なぜ、ここに生えているのか、幼稚園で聞き忘れたので、近所の人たちに聞いた。もともとこのアコウは、大久保病院の通りから幼稚園へ入る道路入口近くの空地に生えていた。根元で2本に幹分かれした大きな木であった。
昭和56年、あやめ東幼稚園を開園する時に園が買い取り、2本にするよう根元を切って、正門と園庭にそれぞれ植えた。そのため樹形がこんな傾いた格好になったらしい。

幼稚園に大木があるのは珍しい。今では園児にすっかりなじまれ、おもしろい木でないだろうか。