佐賀の巨樹・さが名木100選」カテゴリーアーカイブ

さが名木100選  16 専称寺の核割梅(ウメ)  多久市多久町東の原

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さが名木100選  16 専称寺の核割梅(ウメ)  多久市多久町東の原

JR多久駅の西側から武雄方面への県道24号線により、県道25号線と合う多久市立病院前交差点まで行く。ここの右角が専称寺で、駐車場側の入口となる。多久聖廟へ行く手前である。

本堂の前庭に小貮公ゆかりの名木「核割梅(さねわけうめ)」があり、もう1本の名木「19 専称寺の大ツツジ(サツキツツジ)」は、本堂のわかりにくい裏庭にあるので、回廊の下をくぐって行く。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

16 専称寺の核割梅(ウメ)
・所 在 地  多久市多久町東の原
・推定樹齢   100年
・大 き さ  樹高 4m  幹回り 0.6m  枝張り 5.5m
・登録番号   0410003
戦国時代の武将小貮政資(しょうにまさすけ)が明応6年(1497年)にこの専称寺で自害するとき噛み捨てたウメの種から発芽したとのいわれがあり、現在の梅の木は三代目で約百年の樹齢である。
また梅の実が割れていることから核割梅(さねわけうめ)と呼ばれている。

さが名木100選  17 正善寺のカヤノキ   多久市西多久町

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さが名木100選  17 正善寺のカヤノキ   多久市西多久町

JR多久駅の西側から武雄方面への県道24号線により、多久市立病院前交差点まで行く。右折して県道25号線に入り、西多久分岐で二方へ分かれるが、右の国道25号線を西多久の方へ進む。

西部小学校を過ぎた「駄地」バス停先に「正善寺霊園入口」の看板があるので、この坂を上がると正善寺へ着く。県内でも屈指の巨木カヤノキは、ムシロをまとい痛々しい姿であった。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

17 正善寺のカヤノキ
・所 在 地  多久市西多久町板屋谷
・推定樹齢   400年
・大 き さ  樹高 25m  幹回り 5.5m  枝張り 10m
・登録番号   04232
元亀元年(1570年)に龍造寺康房が多久に来た時に植えたと言われている。市内では最大で、県内でも屈指の巨木である。なお地上2m付近までの内側は空洞となっており、樹形が美麗である。

さが名木100選  18 八幡さん(若宮八幡宮)の三本杉   多久市多久町東の原

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さが名木100選  18 八幡さん(若宮八幡宮)の三本杉   多久市多久町東の原

JR多久駅の西側から武雄方面への県道24号線により、県道25号線と合う多久市立病院前交差点まで行く。直進して多久聖廟へ行く道へ入り、突き当たりで左へ行くと多久聖廟、右へ行くと若宮八幡宮へ着く。

若宮八幡宮は、1193年建立された神社。建築様式や彫刻などに桃山期の特徴があり、神殿は県の重要文化財に指定されている。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

18 八幡さん(若宮八幡宮)の三本杉
・所 在 地  多久市多久町東の原
・推定樹齢   600年
・大 き さ  樹高 35m  幹回り 5.2m  枝張り 15m
・登録番号   04570
八幡神社の建立の時に植栽されたと伝えられているこの杉は、約130年前の多久邑地誌によれば、「100年前脇にあった六地蔵が根に巻き込まれ今はない」と記されており、約230年前にはかなりの巨木であったことと思われる。
市天然記念物(昭和53年7月10日指定)

さが名木100選  19 専称寺の大ツツジ(サツキツツジ)   多久市多久町東の原

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さが名木100選  19 専称寺の大ツツジ(サツキツツジ)   多久市多久町東の原

JR多久駅の西側から武雄方面への県道24号線により、県道25号線と合う多久市立病院前交差点まで行く。ここの右角が専称寺で、駐車場側の入口となる。多久聖廟へ行く手前である。

名木大ツツジは、本堂のわかりにくい裏庭にあるので、回廊の下をくぐって行く。開花はまだ遅く蕾を写した。前庭にはもう1本の名木「16専称寺の核割梅(ウメ)」がある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

19 専弥寺の大ツツジ(サツキツツジ)
・所 在 地  多久市多久町東の原
・推定樹齢   600年
・大 き さ  樹高 3.5m  幹回り 0.4m  枝張り 5m
・登録番号   0466005
このツツジは、2株に見えるが、分岐から根を張ったもので、もとは1株である。サツキツツジの古木として植物学上、貴重な樹木である。
市天然記念物(昭和61年8月19日指定)

さが名木100選  20 多久聖廟桧楷樹(トネリバハゼノキ)   多久市多久町東の原

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さが名木100選  20 多久聖廟桧楷樹(トネリバハゼノキ)   多久市多久町東の原

JR多久駅の西側から武雄方面への県道24号線により、県道25号線と合う多久市立病院前交差点まで行く。ここが多久聖廟入口で案内標識があり、県道から直進して奥まで進む。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

20 多久聖廟桧楷樹(トネリバハゼノキ)
・所 在 地  多久市多久町東の原
・推定樹齢   60年
・大 き さ  樹高 8m  幹回り 0.8m  枝張り 8m
・登録番号   04655
大正4年(1915年)農商務省林業試験場の初代場長が、孔子墓塚に手植えされた老樹から種子を採取し、育苗された。このうち鹿児島第七高等学校(現鹿児島大学)へ幼木2本が移植され、そのうち1本が多久聖廟へ寄付され、大正14年(1925年)に移植された。

さが名木100選  59 小城公園の大角槇(イヌマキ)   小城市小城町

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さが名木100選  59 小城公園の大角槇(イヌマキ)   小城市小城町

国道203号線の小城市小城庁舎近く北小路交差点から入る。小城高等学校正門前を通って行くと一帯が小城公園である。大角槇は公園の裏側、大池のグランド近く芝生園地にあるので、車を奥まで進め茶屋前の駐車場へ止め歩いて行く。
公園内にクスノキの大木が数本見られるほか、小城高の正門内では、ムクノキ300年、クスノキ600年の大木を見た。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

59 小城公園の大角槇(イヌマキ)
・所 在 地  小城町
・推定樹齢   300年
・大 き さ  樹高 3.5m  幹回り 2.7m  枝張り 7.1m
・登録番号   25173
小城藩二代目藩主鍋島直能の時代に植樹され、一面約30畳(高さ6m、幅8m)の角型に刈り込まれた大変珍しい形の槇で、小城公園のシンボル的存在である。

さが名木100選  60 宝地院のスギ   小城市小城町松尾

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さが名木100選  60 宝地院のスギ   小城市小城町松尾

国道203号線の小城市小城庁舎のある下町交差点から富士町方面への県道44号線に入る。中町交差点を直進、祗園川沿いに出て道路標識により進む。長崎高速道の下をくぐり山手へ行き、清水分岐で県道から分かれる。市街から北方へ約3km。

鯉料理店が並ぶ中、福寿橋の前に「清水の滝案内坂」があり、左上が宝地院で山門の後ろに大スギがある。境内の赤い丸橋を渡るともう1本の大スギがある。2本とも名木。急な石段を登ると清水観音の本堂へ出る。川へ下ると清水の滝、福寿橋へと一周できる。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

60 宝地院のスギ
・所 在 地  小城町清水
・推定樹齢   500年
・大 き さ  樹高 40.2m  幹回り 5.2m  枝張り 16.5m
・登録番号   2548054

・所 在 地  小城町清水
・推定樹齢   500年
・大 き さ  樹高 39.5m  幹回り 5.5m  枝張り 14.5m
・登録番号   25600
清水山見龍寺宝地院内の2本のスギは、幹回り5mを超えており県内最大級の大きさを誇る。また、敷地内には美しい西日本随一の清水の滝があり、豪快に滝から落ちる水は全国名水百選に選ばれている。

さが名木100選  61 星厳寺のモミノキ   小城市小城町畑田

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さが名木100選  61 星厳寺のモミノキ   小城市小城町畑田

国道203号線により小城町中心街西側、ファミリーマートのある畑田交差点まで行く。国道の裏通りとなる県道48号線へ入ると、すぐ曲がるが直進し山手左へ進む。案内標識があり、鷲ノ原公民館前が星厳寺の入口である。
楼門から見ると境内の左右に、モミノキの高木2本が見える。左が大きくこれが名木で、奥の町重要文化財「五百羅漢」の背後に立つ。周辺に「山辺の道」がある。 
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

61 星巌寺のモミノキ
・所 在 地  小城町鷲ノ原
・推定樹齢   200年
・大 き さ  樹高 26.9m  幹回り 3.8m  枝張り 13.8m
・登録番号   2595009
樹種別では県内最大級である。小城鍋島藩主直能公が初代藩主元茂公の菩提寺として建立を初願、境内には佇む五百羅漢が訪れる人を優しく迎えてくれる。

さが名木100選  62 淀姫宮のクスノキ   小城市三日月町堀江

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さが名木100選  62 淀姫宮のクスノキ   小城市三日月町堀江

国道203号線により小城市三日月庁舎前まで行くと、対面の農業改善センター建物に三日月町観光案内図があり載っていた。近くの大寺橋交差点から三日月体育館や三日月小学校の道へ入る。
小学校を過ぎてから右手の細い直線道路へ行き、橋を渡る。川は嘉瀬川の支流。神社はこの下流側にあるので、路地に入り2つ目の神社が淀姫宮である。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

62 淀姫宮のクスノキ
・所 在 地  三日月町堀江
・推定樹齢   500年
・大 き さ  樹高 18m  幹回り 5.5m  枝張り 20m
・登録番号   26382
淀姫宮の境内にあるこのクスノキは、推定樹齢と500年と古く、樹形が優れており生育もよい。また、昔から地元の住民により、淀姫宮と共に親しみ守られている。
町天然記念物(昭和54年6月2日指定)

さが名木100選  69 白山神社のアスナロ   唐津市厳木町岩屋

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さが名木100選  69 白山神社のアスナロ   唐津市厳木町岩屋

国道203号線のJR唐津線岩屋駅近くとなる本山小前交差点から小学校の方へ曲がる。岩屋郵便局前に「グループホーム杉の子」の目立つ看板があり、この施設の裏手が白山神社となっている。
参道中段の高木がアスナロだが、中程に蜂の巣ができて蜂がわいていた。境内にはイチョウやクスノキの大木もあった。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

69 白山神社のアスナロ(カマクラヒバ)
・所 在 地  厳木町岩屋1420
・推定樹齢   262年
・大 き さ  樹高 18m  幹回り 1.7m  枝張り 5m
・登録番号   31004
白山神社は、石川県にある白山比咩神社より分祀され、宝永5年(1708年)に現在の場所に移転した際に、このアスナロも植樹され、今でも勇壮な姿を見せている。