さが名木100選 35 志賀神社のクスノキ 佐賀市川副町早津江津
佐賀市街の南佐賀から諸富・大川への国道208号線により行く。北川副町「光法」交差点から早津江への県道285号線へ入り南下。「中川副小入口」から左折すると志賀神社の裏手に出る。名木クスノキは、社殿の裏にある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。
35 志賀神社のクスノキ
・所 在 地 川副町早津江津400
・推定樹齢 800年
・大 き さ 樹高 18m 幹回り 5.4m 枝張り 18m
・登録番号 09761
志賀神社は、貞観元年(859)、筑前志賀神社より有明海沿岸地方の総守護神として、当時は有明海岸の無人の洲であった早津江津のこの場所に祠を建立し、分霊されたと伝えられ、当時は汐の満に海中に没し、干に祠現れたりと、志賀神社旧記に誌されている。
参道の鳥居前には日本赤十字社生みの親佐野常民の生誕地が在り、このクスノキも常民の幼少時代を見守っていたと思われる。老木の樹勢の衰えが目立つようになり、平成3年に樹木医による治療を行った結果、今日では立派に甦り元気な枝を広げている。