三城城跡(忠霊塔)のクスノキ 大村市三城町
JR大村駅の裏手の小高い山。現在、本丸跡には県下6万余の第二次世界大戦戦没者を祀る忠霊塔がある。場所は「忠霊塔」といった方がわかりやすい。
大村駅前から向陽の方へ進み、大村線のガード下か踏み切りをわたり、線路沿いの道を行く。富松神社の駐車場が登り口で、「三城城跡(忠霊塔)」の案内標識がある。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。クスノキやエノキの大木は、忠霊塔の右手にある。
三城城は、日本最初のキリシタン大名・大村純忠(すみただ)と、その子喜前(よしあき)にわたる2代の居城。永禄7年(1564年)、純忠によって築城された。本城・北の城・南の城からなるので、三城(さんじょう)の名がついたと伝えられる。
慶長4年(1599)、喜前が玖島城を築いて移ると、三城城は居城としての役割を終えた。(大村市HP)
登り口に築城前墓碑の跡と、大戦中の「陸軍所轄地」と用地標石を数本見つけた。
三城城跡のクスノキ
大村駅裏の三城(さんじょう)町にある。城跡にはモミジが散りかけて、サザンカが咲いていた。イチイガシ、ナナミノキ、ヤブツバキ、etc が見られた。目を引いたのは、エノキの大木とクスノキの巨木。クスノキの巨木は幹周り3mほどだが、数本ある。…
サクラの大木もあったが、サクラが咲く頃に訪れ、満開のサクラの姿を見てみたい。