大村城跡のマキ 大村市玖島1丁目
大村公園の大村城跡へ大手門から登る。高い石垣の上にイヌマキがある。長崎県指定天然記念物。料亭庭の板戸を開けて見せてもらった。大きな根元が3本並んでいた。手前の1本は伐られている。長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
大村城跡のマキ 県指定天然記念物
指定年月日 昭和42年2月3日 所在地 大村市玖島1丁目35 所有者 大村神社
大村神社社叢の風致を象徴するもので、神社の石段、右手の料亭に縁先にならび、総数4本。幹まわりは、それぞれ4.02m、2.60m、4.15m、3.32mほどで、高さ約25m。マキの名木といえる。
このマキは玖島城時代に植えられたものと考えられ、樹齢は350年余りになると思われる。
マキはマキ科に属する常緑樹で、イヌマキともいい、人によく知られている。種子は直径1cmほどで、丸くて緑色。その下に花托の変化した倒卵形の玉がついていて食べられる。