深江町諏訪神社の社叢 南島原市深江町丁
南島原市となる深江町丁の諏訪神社は、国道251号線がみずなし本陣ふかえ前を過ぎ、まもなくすると道は二手に分かれ、国道は左海岸方へ曲がる。この両方の道の間に神社があり、国道からの入口に案内標識がある。神社の裏が深江小学校と中学校である。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
深江町諏訪神社の社叢 県指定天然記念物
指定年月日 昭和57年7月22日 所在地 南高来郡深江町丁3142ほか 所有者 諏訪神社
諏訪神社は深江町の氏神で、近くに町立の小・中学校がある。境内は概ね長方形で広く、その中央に南東向きの本殿がある。
社叢は主に本殿の北西部によく発達している。この社叢のなかにはクスノキのかなりのものが7本ある。その最大のものは、目通り幹まわり6.60mある。このほかチシャノキ(目通り幹まわり2m)、ハリギリ(目通り幹まわり2.1m)が1本ずつあるが、これほどの大木は珍しい。