熊野神社のクスノキ  島原市杉山町

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熊野神社のクスノキ  島原市杉山町

熊野神社は島原市杉山町にある。国道251号線からは、島原市街の北門交差点から雲仙グリーンロードを結ぶ「がまだす道路」に入る。この途中から三会へ行く右の広い道路に入るとすぐ左方に鳥居が見える。「熊野神社前」のバス停がある。
現地説明板は次のとおり。大クスノキは社殿の左にあるが、大ムクノキも神社境内の左側の傾斜面にあり、県指定天然記念物となっている。樹齢は歴史書きからともに420年以上と推定されている。

長崎県指定天然記念物 熊野神社の大クス  指定年月日 昭和三十五年七月十三日指定

雲仙山麓の代表的な大楠として古くから有名な神木である。目通り幹回り八メートル。
天正十二年(一五八四)島津・有馬の連合軍と佐賀の龍造寺隆信の率いる軍とが沖田畷(なわて)で戦った。島津藩の将、伊集院忠棟は兵一千を率いてここに陣地を置き龍造寺軍を破って大勝することが出来た。その戦勝の記念に献木したのがこの楠と伝えられている。
長崎県教育委員会 島原市教育委員会