西川内堤改修記念碑  諫早市多良見町西川内 ( 長崎県 )

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西川内堤改修記念碑  諫早市多良見町西川内

諌早市HPの文化財による説明は、次のとおり。国道34号塚原交差点からJR市布駅に出て、市道を西川内の北西側谷奥まで進む。岩川内橋のアーチ式石橋を過ぎ、まっすぐ進むとこの堤がある。

西川内堤改修記念碑

よみがな にしのこうちつつみかいしゅうきねんひ
指定区分 市指定有形文化財
指定年月日  平成16年4月26日
所在地 諫早市多良見町西川内905
交通 県営バス「西川内」 徒歩30分

土堤上に仏像を祀り傍に石碑があります。碑文は「安政六年未春普請堤敷井樋替 指者方 藤田傳蔵 西山末太郎 小目附渡辺又蔵 庄屋清右衛門 横目元一 同徳太郎 水□使平次郎」となっています。藤田、西山、渡辺の三氏は郷(諫早)役人らしく、この普請(井樋替工事)は郷の事業であったと思われます。
この堤の普譜が安政6(1859)年春に行われ、このときの祝に、第十五代諫早領主武春公の前で「銭太鼓」を披露したと語り伝えています。
この堤は現在も灌漑用水として利用され、西川内の水利権者によって維持管理されています。