鹿児島県のアーチ式石橋 中坊の太鼓橋 南さつま市坊津町坊
HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」鹿児島県の石橋によるデータは、次のとおり。
後ろは「谷川橋」は、中坊の太鼓橋を模したようなコンクリート張り橋。「中坊の太鼓橋」と関係ないが、参考に載せる。一乗院跡の奥ノ院川(現大谷川)上流に架かる。
№1,577 中坊の太鼓橋(復元石橋)
南さつま市坊津町坊 中坊
橋長:3.8m 橋幅:4.0m 径間:3.4m 拱矢:1.9m
坊津町歴史民族資料館から国道226号線を400m南下したところ、道路わきにあります
太鼓橋(てこばし)
「昔、奥ノ院川(現大谷川)には橋がなく石伝いに渡っていたので大水がでたときには、里人たちは大変難儀をしていた。それを見かねた坊ノ浜の豪商・蒲地曽左衛門が、享保6年(1721)の10月に架けた橋である。その後、大正5年(1916)10月の県道工事で土台を残し架け替えられた。この橋は、唐(中国)の石積みの形式によったもので県内でも貴重な橋であり、形が太鼓のようになっていたところから太鼓橋(てこばし)と呼ばれた。また橋に使われた石は奥ノ院川から採ったものと伝えられている。
現太鼓橋は国道改良工事に伴い、平成13年(2001)1月鹿児島県により現在地に移設復元されたものです。」
谷川橋(新設橋)
南さつま市坊津町坊
中坊の太鼓橋を模したものでしょうか。