世界で初めて精子が発見されたソテツ  鹿児島市城山町

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世界で初めて精子が発見されたソテツ  鹿児島市城山町

鹿児島県教育委員会HPの「鹿児島県の文化財」による説明は、次のとおり。後ろの写真は、手前の鹿児島県立博物館正門脇の屋外展示化石など。
なお、鹿児島県立博物館考古資料館の石造建築も、国登録有形文化財である。

世界で初めて精子が発見されたソテツ
【所在地】鹿児島市城山町1-1
【種 別】県指定天然記念物
【指定年月日】平成20年4月22日

植物細胞学者,遺伝学者の池野成一郎は,ソテツの受精した胚珠を観察して精子を発見した。これは世界で初めてソテツの雄の生殖細胞が精子であることを発見した偉業である。
このとき,池野に観察材料となる胚珠を提供したソテツが,現在,鹿児島県立博物館の旧考古資料館前に植栽されているソテツ群である。

鹿児島県立博物館考古資料館
【所在地】鹿児島市城山町 1− 1
【種 別】登録有形文化財
【登録年月日】平成 10 年 12 月 11 日

明治 16(1883)年,県の興業館として建設され鹿児島の産業振興に大きな役割を果たした。その後市役所,県立博物館,県立博物館考古資料館として使われてきた。現存する鹿児島の石造建築としては,尚古集成館(重要文化財)についで2番目に古い。
石造アーチ橋の文化圏にある鹿児島ならではの石造建築で,左右対称を重視し,両側端に入口を設け,洋風を基調としながら,随所に和風モチーフの細部,それにインドのスツーパ風の高欄の擬宝珠を混在させた特異な建造物として知られる。