二階堂家住宅おもてなかえ  肝付町大字新富

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二階堂家住宅おもてなかえ  肝付町大字新富

鹿児島県教育委員会HPの「鹿児島県の文化財」による説明は、次のとおり。

二階堂家住宅おもてなかえ
【所 在 地】肝属郡肝付町大字新富 5595
【種別】国指定有形文化財(建造物)
【指定年月日】昭和 50 年6月 23 日

一部変形はあるが典型的な二棟造りの家といえよう。建築年代ははっきりしないが同家の伝えによると文化7(1810)年ごろ建てられたとのことである。「なかえ」の一棟はその後,建てなおしたものという。
特徴としては茅葺きであること,「おもて」の縁側は南面して棟は東西に,「なかえ」の棟は南北にと,直角に交った雁行型に配し,樋で接した寄棟造りであることがあげられる。「おもて」の間取りは「とこん間」8畳,「おもてな」15畳,「なんど」4畳で外縁側,「おもて座敷」は「なかえ」より 18cm高く,庇は竹葺きである。
門は元文5(1740)年造立の記録があるとのこと。美しいカヤ屋根,風格ある武家門などとともに江戸時代郷士の住居のおもかげをよく残している。