山鹿温泉元湯 さくら湯 山鹿市山鹿
熊本県観光サイト なごみ紀行による施設説明は、次のとおり。私は古写真確認のため訪れた。
本ブログ次も参照。 https://misakimichi.com/archives/3979
山鹿温泉元湯 さくら湯
「さくら湯」は、今から約370年前に肥後細川藩初代藩主(細川忠利公)が山鹿の温泉を気に入り、「御茶屋」を新築したのがその歴史の始まりで、約250年前に書かれた「山鹿町絵図」には「御前湯」として記録されており、大改修が行われた明治3年から昭和48年に取り壊されるまでの約100年間にわたって山鹿市民の大切なコミュニケーションの場として愛され親しまれていた市民温泉で、「八千代座」と共に湯の町山鹿のシンボルでもありました。
その後、大規模都市再開発事業により昭和50年に、鉄筋コンクリート造のさくら湯(温泉ビル)が完成しましたが、当初の予想以上に老朽化が進んだことを契機に、往時のさくら湯を再生しようという計画が持ち上がり、平成16年に庁内でさくら湯再生プロジェクトチームを設置し、「さくら湯再生にかかる報告書」をまとめました。
その後、平成21年には、この報告書を基本にさくら湯再生を具体化するために、市民委員を中心とした「さくら湯再生基本構想策定協議会」を立ち上げ、「さくら湯再生基本構想」をつくりあげました。そして、平成22年度に、その「さくら湯再生基本構想」により、「さくら湯」の基本・実施設計を行い、平成23年7月より「さくら湯建設工事」に着手しまして、平成24年11月23日(祝)開湯(オープン)しました。