長崎県の珍百景 橋岩山「偶然が生んだ石の橋」 佐世保市鹿町町
テレビ朝日「ナニコレ珍百景 〜2時間スペシャル〜」で、2014年4月30日(水)に放送された。バックナンバーによると内容は次のとおり。関係記事が下記ブログなどに表れるが、場所説明がない。
【珍百景No.1883】 「偶然が生んだ石の橋」 長崎県佐世保市 ★黒川新さん(82歳)
平原地区の山の中で2つの岩の間に偶然岩が挟まって生まれた石橋を発見! 自然が作ったこの石橋は人も渡ることができ、地元では「度胸試しの橋」と呼ばれている。
石橋はかなり古くからあるらしく、このあたりは地元の人に「橋岩山」と呼ばれ、絶景ポイントになっているそう。 ※ここを渡る場合は安全管理のもと自己責任でお願いします。
amebatoysさんの佐世保ブログ
http://ameblo.jp/amebatoys/entry-11815704102.html
朝長則男(佐世保市長)さんのfacebook
https://www.facebook.com/tomonaganorio/posts/261950980676982
場所は佐世保市であるが、鹿町町平原の「橋岩山」と呼ばれるところ。6月13日、小佐々町のアーチ式石橋「岳下橋」を確認に行きながら、この珍百景「橋岩山」は下調べしていなかったので、近くとなるのに通り過ぎた。無駄足となったため、きのう鹿町町を再び訪れた。
佐世保市鹿町支所に電話して聞くと、その場所は、県道18号(佐々鹿町江迎線)小佐々町との町境あたり。所在場所は地図のとおり。
見返橋や楠泊橋を渡って、北九十九島海岸線を行く県道18号を鹿町町まで北上する。上矢岳バス停先が町境で鹿町町へ入る。丸一水産燻製工場の背後に伐採された山が見える。県道脇に「ようこそ鹿町町へ 長串山公園3km」の案内板がある工場手前から山手の細い車道へ入る。少し行くと、右方山へブルが工事した道があり、登ると数台の駐車広場がある。
橋岩山のすぐ下まで行き、テレビ撮影用にわざわざ伐採し、工事をしたようである。アザミが生えかけた斜面の踏み跡を登ると、橋岩山の「偶然が生んだ石の橋」に着く。
下から覗くと、石の隙間にはコンクリート補強をしているようだが、「この石橋は大変危険です、渡らないで下さい。責任は負いません。平原地区」の警告板と渡り口に柵があった。反対側はこれまた約20mの断崖。危険きわまりない。もちろん、私は渡らなかった。反対側には伐採跡があり、橋の渡り口手前から木の幹を掴んで降りられたので、反対側からの写真も写してきた。
この近くには、県道脇に佐世保市指定天然記念物「波状漣痕化石」も見られ、海岸が隆起した地形と思われる。
後ろの写真は、帰りの冷水岳公園からの展望。田原へ下った。小佐々町と鹿町町に残るアーチ式石橋は、次の記事を参照。
https://misakimichi.com/archives/959
https://misakimichi.com/archives/965