佐世保市(小佐々町)に残るアーチ石橋
佐世保市(小佐々町)に残るアーチ石橋。西川内の「西川内橋」は、佐世保市街から国道204号線か県道139号線により佐々川河口の見返橋を渡って、小佐々小学校のある田原交差点まで行く。
県道18号線により小佐々浦の海岸へ方へ向かう。まもなく左手に大きなアーチ石橋「西川内橋」が見える。
上流・下流側に広がる風景は写真のとおり。親柱の刻みは「大正九年八月架」であった。
HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。
写真 第 58 番 西川内橋(小佐々の太鼓橋) 小佐々町西川内(県道沿い)
大正九年 長さ 15.5m 幅員 3.5m
小佐々町指定文化財(4号)
大正9年(1920年)7月にアーチ橋として架橋された。この堤防沿いの道路は、県道が開通されるまでは小佐々町の幹線道路であった。ちなみに、この橋の建設費は4、630.5円であったという。人夫賃が一日2円、石工が3円の時代である。
(2014年6月17日 追 記)
最近、小佐々町で次の石橋が見つかっているので、現地へ出かけた。後ろに写真、所在地図を追記する。HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」長崎県の石橋によるデータは、次のとおり。
№6,935 岳 下 橋 2013.12.22
佐世保市小佐々町矢岳 岳下(だけした)
橋幅:6.5m 径間:4.63m 拱矢:1.67m 環厚:40㎝ 輪石:28列(南側13列、北側14列)
12月10日に、「日本の石橋を守る会」末永副会長より新規情報を頂いていました。
西川内橋で撮影中、ちょうど末永さんが通りがかられ、ご一緒しました。
水は流れていません。縦断勾配がついているため、輪石の数は左側13列、右側14列。