小江・小江小浦・柿泊間の明治県道調査  2013年11月

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小江・小江小浦・柿泊間の明治県道調査  2013年11月

2013年11月4日(月 振替休日)快晴。小江・小江小浦・柿泊間の明治県道調査。参加6人。みさき道歩会の例会。3連休中、参加者が少なかったが、有意義な調査となった。
新小江橋9:38—旧道調査—2つ穴岩11:31—流水路11:49—小江小浦12:27(昼食)
13:10—老人ホーム小浦の里前13:29—旧道下り口13:43—柿泊14:05—手熊14:15(徒歩距離 約8km)

長崎市西南部の小江・小江小浦・柿泊間は、福田霊園からの1,2枚目写真どおり、海岸部は特に絶壁で交通不便だった。明治34年測図地形図には、山間部中腹を行く県道が表れている。
5年ほど前、私は旧道を途中まで登ったことがあるが、今回は例会とし柿泊まで歩き、現状を踏査する。

大波止9:04発福田経由相川行で小江バス停に降り、すぐ側の新小江橋の民家横から明治県道に入る。私はバイクで現地集合。ほどよく道は残っているが、分岐で間違うところがあるから注意する。私たちもすぐ237.7mピークへ登ってしまい、約1時間のロスをした。
尾根を急降下し、山腹の旧道に戻った。

坦々とした山間の旧道が続く。小江小浦の上部で沢の石垣道を過ぎると、猪よけフェンスが張りめぐらされたところに、大小2つの岩が立つ。上の方の大きな岩下に穴が2つ見えた。上がって確認すると、防空壕のようで穴中は続いていた。
これから先の道は、すぐかきどまり総合運動公園の流水路で分断される。先も原野やぶ道となり進めない。猪よけフェンス沿いに小江小浦の現市道大カーブ手前まで下り、昼食とした。

午後は以前のバス道で、九十九折しながら老人ホーム小浦の里まで登る。ここに柿泊へ下る旧バス道があるが、明治地図の県道は、もう少し小江原堤の方へ向かい、途中から下っている。前記の流水路先の旧道は、ここに続いていたはずである。
柿泊までは、コンクリート農道となっており、式見沖の神楽島が見える下り。途中に小さな桁石橋が2つあった。柿泊到着が早かったので手熊まで歩く。

手熊台場跡とキリシタン墓はパス。旧手熊橋の大きな親柱と、すぐ先の小川に残るアーチ式石橋を見学し、手熊バス停で解散した。
後ろの写真は、私が小江まで国道を歩いて戻ったときの、柿泊白浜海岸の傘岩、海食洞穴と海水浴場、小江小浦トンネル(小江小浦—柿泊間 延長580m)の風景。
きょうのコースは、少し手入れしたら、歩くのに快適なトレッキングコースとなろう。