八幡神社本殿及び拝殿  兵庫県南あわじ市賀集八幡

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八幡神社本殿及び拝殿  兵庫県南あわじ市賀集八幡

南あわじ市HPの「県指定文化財」による説明は、次のとおり。現在、改築中であった。
国道28号八幡交差点から北へ県道31号に入る。すぐ賀集八幡西交差点の対岸に八幡神社の参道がある。 

八幡神社本殿及び拝殿

賀集八幡神社の本殿は、現存する棟札から寛永8年(1631年)に藩主蜂須賀氏によって建てられたことがわかっています。
建築様式は和様を基調として、それに唐様を混用した建物ですが全体としての調和をよく保っています。蟇股(社寺建築で荷重を支えるための部材)や脇障子欄間の彫刻、向拝の手挟み等細部の手法にも江戸時代初期の特徴がよく表われています。拝殿は本殿に続いて造営された一連の建築と見られています。内部を柱列で三分し、中央間を除き四周を腰羽目板張りとした構成は国重文の広峰神社拝殿(註 姫路市か)に通ずるものがあり、重要遺構とされています。昭和49年に兵庫県指定重要文化財に指定されました。