淳仁天皇陵 兵庫県南あわじ市賀集
兵庫県HPの「淡路島百景」による説明は、次のとおり。
国道28号賀集交差点から南の県道76号へ入る。すぐ近くに見える小高い山形が、淳仁天皇陵である。
84 淳仁天皇陵 (じゅんにんてんのうりょう)
所在地:南あわじ市 賀集
淳仁天皇は、天平宝字2 年(758)に第47 代天皇に即位しました。6 年間の在位の後、皇位をめぐる争いに巻き込まれ、親王として天平宝字8 年(764)に淡路島へ流されました。天平宝字9年(765)10 月に逃亡を試みるものの捕らえられ、翌日、33 歳の若さで亡くなったとされています。
古文書では「淡路廃帝」などと称され、淳仁天皇という名が贈られたのは、明治時代になってからのことです。
山形の常緑広葉樹が茂る淳仁天皇陵は、平坦な三原平野のなか、淡路島の歴史を感じさせるランドマークとなっています。