鮎屋(楠大明神)のクスノキ  兵庫県洲本市鮎屋

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鮎屋(楠大明神)のクスノキ  兵庫県洲本市鮎屋

HP「人里の巨木たち」全国巨樹探訪記による説明は、次のとおり。資料によって名称を「楠大明神のクスノキ」とするのもある。
国道28号の広田西交差点から、「鮎屋の滝」の案内標識により進む。広い道路を横切る手前の左手高台に白い建物が見える。鮎屋多目的集会施設で、その敷地内に楠大明神のクスノキがある。

名称 鮎屋のクスノキ (あいやのくすのき)
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1 環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による) 
実際はもっと低い
目通り幹囲 9.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 兵庫県洲本市鮎屋
天然記念物指定 なし

洲本市と南あわじ市の境界線近く、鮎屋川右岸高台に立つクスノキ。
クスノキの前にはコンクリートの祠があり、その手前には「楠大明神」の石額を掲げた鳥居がある。それらの位置関係から想像すると、このクスノキそのものが神格化されている可能性もありそうだ。(WEB上の地図中には「楠神社」としているものもあるが、兵庫県神社庁のデータに同名の神社は登録されていない)
2012年3月現在、環境省巨樹データベースによれば、淡路島内で最大幹囲を持つ樹木である。ただし、詳細に見ると、数本の合体木のようだ。しっかり密着していて、根の近くには隙間はないけれども。主幹と呼べるようなものがなく、そのため樹高も低いのは、元来が合体木だからだろうと思う。
しかし、合体木ではあっても、傍に立って感じる迫力は相当なものである。「大明神」の形容に違和感はない。隣は鮎屋多目的集会施設。広い駐車スペースもあり、自動車で訪ねるには便利な場所である。