岩上神社本殿・神籠石  兵庫県淡路市柳沢

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

岩上神社本殿・神籠石  兵庫県淡路市柳沢

郡家から県道465号へ入り南下、柳沢老人福祉センター先に、岩上神社への案内標識がある。現地説明板は、次のとおり。

兵庫県指定重要文化財 岩上神社本殿

所在地 淡路市柳沢乙614
所有者・管理者 岩上神社
一間社隅木入春日造 屋根 葺彩色
神社の創立は、社伝に天文十辛丑年(1541)領主柳沢隼人佐藤原直孝が大和国石上神宮の分霊を勧請創始したと伝え、同神宮旧蔵の「應安三年(1370)」在銘の鰐口を伝来している。
社殿は布石積の基壇上に建ち、三方に高欄付の縁を廻し、斗栱は「あま組」四手先で尾棰鼻をア・ンの象鼻とした特異な意匠をもつ。背面妻飾り大瓶束の形式手法に室町時代の技風を存しており十六世紀中葉における春日造り社殿の遺例として貴重な存在といえる。

神 籠 石(ひもろぎいし)

高さ約12メートル、周囲約16メートル、鶏卵に似た形で滑らかな岩肌、神の降臨にふさわしい巨岩です。古くより神聖視され、人々の信仰を集めてきました。
神の降臨を待って祭を行なったもので「ひもろぎのお岩さま」ともよばれる自然石です。また、巨岩を物語る遺物として、平安時代のものと思われる素焼皿が出土したことがあります。
このことから室町時代に創建された岩上神社より古くから神石として祭祀されてきたと考えられます。
近畿自然歩道  環境庁・兵庫県