塩 屋 橋 兵庫県淡路市岩屋(県立淡路島公園内)
淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、次のとおり。
兵庫県立淡路島公園は、淡路IC近く。国道28号からなら鵜崎交差点から約2km上がり、公園管理事務所の方へ向かう。
淡路島近代化遺産 15 塩屋橋
■ 基礎データ
名 称:塩屋橋
分 野:道路施設
所在地:淡路市岩屋県立淡路島公園内
設計者: −
構 造:ポニー式ボーストリングチラス
竣工年:大正7(1918)年
■ 概要説明
この橋は、元々は大正7年6月に洲本川に架けられていたもので、昭和33年にその上流に洲本橋が完成するに伴い撤去され、旧浜坂町に移設されて昭和58年まで使用されたものである。県が架設した最初の鋼鉄橋であり、また現存する唯一のポニートラス橋であったことから、その文化財的価値が評価され、昭和61年に淡路島公園に移設され、平成14年に国の登録文化財となった。当初のアーチ部6連が現在は3連になっているが、最近の調査で、旧浜坂町に移設された当時に一連が旧美方町にわたり、現在も矢田川橋として使用されていることが明らかになっている。