大正十一年頃のガラス写真 171 本河内低部水源池

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大正十一年頃のガラス写真 171 本河内低部水源池

「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。

「大正十一年頃のガラス写真」
171  (本河内低部水源池)

■ 確認結果

「ガラス写真」とは、感光する写真乳剤を塗ったガラス板を写真機にセットして撮影した後、乾板をもとに写真を焼き付ける。フィルムが普及する前の明治から昭和にかけてよく使われた(朝日新聞キーワード解説)。
スタジオアートアイ制作CD「大正十一年頃のガラス写真」は、長崎を撮影していると思われる
308枚の写真。整理番号のみで、撮影地はまったくわからない。心当たりの場所を探してみる。

整理番号171は、地形的な景色から見て「本河内低部水源池」ではないだろうか。
一瀬橋の少し先の方から撮影していると思われるが、現在では高いアパートなどが建ち、ダムがはっきり写らず同じような景色が撮れない。ダムが見える「水神社」からの写真を掲げる。