長崎半島東回り「脇岬村路」の踏査と草刈り整備 2013年4月
2013年4月21日(日)晴。長崎半島東回り「脇岬村路」の踏査と草刈り整備。参加9人。みさき道歩会の例会だが、新聞により広報し、一般参加行事として実施した。
三和行政センター前9:10—為石9:40—宮崎橋10:25—川原小池上道塚地点10:45—川原木場昼食地点12:00(昼食)12:40—川原木場公民館13:05—生目八幡神社前13:
50—サイクリング道路終点14:10—殿隠山鞍部14:50—旧野母崎町取水場16:50—観音寺前バス停17:15(徒歩距離 約15km)
「みさき道」の別ルート紹介と草刈り整備は、一般参加行事で4,5月にかけ4回実施の予定。今回はその第2回目。長崎半島東回りのみさき道。明治道塚が残る「脇岬村路」を解明する。
為石大川は兵隊さんの別れを飛び石で渡り右岸を行く。どんどん坂という渕上を巻いて為石へ出る。長崎往還道の起点が為石だった。
川原本町へ丘を越し、住吉神社へ寄る。市指定天然記念物の大楠がある。蛭子崎は手前から山道へ入り、モータレ川(馬渡川のこと。現在の宮崎橋のところ)を渡る。川原小池跡の三和記念公園から上の高台に上がる。現在、三和公民館展示ホール奥の中庭に保存している明治道塚は、ここに建っていた。「東脇岬 西高濱」と刻む。小池上が分岐だった。
池田へ下り途中から山道をたどる。谷間に大きな桁石が散乱している。県道へ上り、すぐ植林地の山腹道へ入って、また県道と出合ったところで昼食。
川原木場の集落内は旧道を進む。木場公民館へ上がると、広場奥に「熊川力士碑」がある。昔からの川原村と脇岬村の村境が熊川。長崎半島一と思われる桁石橋「界橋」が今でも残る。
あとは県道や旧道を伝いながら生目八幡神社前へ上り、野母崎ゴルフ場入口に出る。岬木場集落を通り、サイクリング道路終点で休憩。モトクロス場の風車へ向い、殿隠山の鞍部に着く。
誤解があるが「みさき道」は、ここから殿隠山や遠見山へ向っていない。明治地図に道の連続がない。脇岬へそのまま下るのが楽なのである。
カーブした林道に出入りしながら、直線的に荒れた旧道を下ると、まもなく脇岬や樺島が見えてくる。旧野母崎町取水場へ出るのが正しいのだが、最後に道を間違い思わぬ時間を要した。前回は2回に分けたコースを1日で歩いたから、距離も長かった。観音寺前に着いたのは17:15。
第3回は、長崎半島東回り「高浜村路」の踏査。5月3日(金)午前9時30分、長崎市宮崎町の川原公園前バス停に集合。ルート説明と草刈り整備。黒浜まで約10kmを歩く。折込鋸・弁当持参。無料。申し込み不要。雨天のときは、5日(日)に延期。