岳路「みさき道」に残る桁石橋 長崎市以下宿町
岳路になぜか1本だけ「みさき道」の道塚がある。秋葉山近くの山の稜線を行く「みさき道」本道ではない。蚊焼から別れ、岳路・黒浜・尻喰坂・以下宿経由の「みさき道」があったようだ。私たちはこの道を岳路「みさき道」と呼んでいる。
岳路「みさき道」は、以下宿の南谷を上がり、野母崎ゴルフ場のため付け替えとなっている旧町道三叉路あたりで、「みさき道」本道と合流し、延命水の方へ向かう。
先日、この合流点付近を詳しく草刈りや竹林の切開き調査していて、その手前の沢で桁石橋が見つけた。写真のとおり造りは小さいが、見事な桁石橋である。この道が岳路「みさき道」の街道に間違いないことを証拠だてる石橋である。
もう1本の「みさき道」、長崎半島東回り脇岬村路でも、川原木場公民館先の旧道で、長崎半島では珍しい山中の大きな桁石橋「界橋」(旧川原村・脇岬村の境の意味の橋名)を見つけている。
「界橋」は、本ブログ次を参照。 https://misakimichi.com/archives/3168