長崎の古写真考 長崎古えはがき 牛ノ天満宮

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長崎の幕末・明治期古写真考 長崎古えはがき 牛ノ天満宮

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。

NAGASAKI GENEI 長崎古えはがき
長崎市中川郷牛ノ天満宮

■ 確認結果

「NAGASAKI GENEI」というサイトがある。ウェブ検索でなかなか表れないが、長崎の貴重な古絵葉書や古写真を多数、公開されている。
タイトル以外、特に説明がない。撮影地など一般にわかりにくいものを、取り上げ考えてみる。

長崎古えはがき「長崎市中川郷牛ノ天満宮」は、「桜馬場天満神社」の御神牛だろう。
当時は御神橋脇にあったようだ。戦時中供出され、現在ある銅牛は説明板のとおり、平成4年正月に大久保月光氏らが奉献された。山崎和國氏制作。牛の姿は変わっている。

長崎市新大工町商店街からシーボルト通りへ向かう。商店街を出た交差点のすぐ先の通りの左に鳥居があり、奥へ行くと「桜馬場天満神社」がある。祭神は菅原道真公。創建は慶長12年
(1607)。
御神牛は道真公の生まれ年の縁と、大変可愛がられた牛が、天満宮をお参りしたことから、天満宮のシンボルのようになっている。
この項は、本ブログ次を参照。  https://misakimichi.com/archives/1426