「ミニ眼鏡橋」が48年ぶり諫早市へ里帰り  諫早市高城公園

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「ミニ眼鏡橋」が48年ぶり諫早市へ里帰り  諫早市高城公園

長崎新聞ホームページ:【県内トピックス】2012年12月20日記事は、次のとおり。
いきさつは、本ブログ次を参照。 https://misakimichi.com/archives/3033
写真の後ろは、1957年の諫早大水害後、諫早公園に移築されている国指定重要文化財「眼鏡橋」と、本明川に架かっていた頃の場所。うなぎ割烹「北御門」近く、現在の橋が架かっている。

5分の1の「ミニ眼鏡橋」

諫早市高城町の諫早公園にある国重要文化財「眼鏡橋」の5分の1サイズの縮尺模型「ミニ眼鏡橋」が、眼鏡橋近くの高城公園に復元され19日、現地で竣工(しゅんこう)式があった。
ミニ眼鏡橋は1957年の諫早大水害後、本明川に架かっていた眼鏡橋を諫早公園に移築する際、誤差や強度などの技術的データを収集するため造られた。64年に埼玉県所沢市のユネスコ村に譲渡されたが近年、諫早市の市民団体「ミニ眼鏡橋の里帰り委員会」が里帰り運動を展開。昨年12月に同市に戻り、7月末から復元作業を続けていた。

ミニ眼鏡橋は長さ約10メートル、幅約1メートルで、請け負った県建設業協会諫早支部が精巧に復元。復元場所は眼鏡橋正面にある芝生広場の一角で、見る場所によっては”親子眼鏡橋”になる。今後は市が管理し、渡ることはできない。
竣工式では高尾茂会長は「眼鏡橋は諫早のシンボル。親子橋として地域振興に役立てていきたい」とあいさつ。宮本明雄市長も「里帰りは諫早の誇りが取り戻せた感がある。後世に受け継いでいきたい」と話した。里帰り記念として、諫早中央保育所の園児が舞を披露した。