岬の分教場 香川県小豆郡小豆島町
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』による解説は、次のとおり。
二十四の瞳映画村
二十四の瞳映画村(にじゅうしのひとみえいがむら)は香川県の小豆島にある映画と文学のテーマパーク。
1954年と1987年の2度にわたって映画化された小説「二十四の瞳」をテーマとする施設群である。1987年に映画化されたときのロケで使用された「岬の分教場」と大正から昭和初期の民家、男先生の家、漁師の家、茶屋、土産物屋など14棟のオープンセットを公開する。
そのほか、瀬戸内海に面する約1万m2の敷地内には、「二十四の瞳」原作者である小説家壺井栄を顕彰して設立された壺井栄文学館や「二十四の瞳」だけを上映する映画館「松竹座」などの施設がある。
2006年11月には、1950年代の映画をテーマとする「キネマの庵」もオープンした。
「岬の分教場」の原型となった1902年に建設された旧田浦尋常小学校は、映画村の近くに現存する。
施 設 苗羽小学校田浦分校(旧田浦尋常小学校) – 1902年の開校から1972年の閉鎖まで70年間、村の小学校として使用された寄棟平屋建校舎(教員住宅を含む)で、映画村手前800mに現存する。映画村内の現在地にこの校舎の複製が建設されて「岬の分教場」として映画の主要な舞台になった。校舎内には当時の小学生の作品や机椅子、オルガンとともに、映画のロケで使用された小道具や数々の写真が展示されている。