オリーブ園のオリーブ 香川県小豆郡内海町
香川県HP「香川の環境」巨木による解説は、次のとおり。小豆島オリーブ原木の2世。
オリーブ園のオリーブ
オリーブは、香川県の県花・県木である。モクセイ科の常緑高木。中近東一帯に自生し、エルサレムには、幹周7.5m、樹齢1000年をこす大樹があるという。生育の適地は、比較的雨量の少ない地域とされる。わが国では文久年間(1861〜64)に幕府の医師林洞海が栽培を試みている。本県では、明治41年(1908)小豆郡内海町西村に試験地を設け、栽培に成功した。その後、小豆島を中心に広まり、最盛期には、栽培面積200ヘクタールにもなった。このオリーブ原木は、試験地での2世。大正10年(1921)に植えられたものである。この一帯のオリーブは香川の保存木に指定されている。最初に植えられた明治期のオリーブの木は、今、どこにも残っていない。オリーブ園は、地中海固有の景観である。このオリーブの丘には、小磯良平、猪熊弦一郎、中西利雄などの著名な画家が来て、絵筆を取っている。
草壁港からバスを利用、オリーブヶ丘バス停下車すぐ