満濃池 香川県仲多度郡まんのう町
国指定文化財等データベースによる解説は、次のとおり。
名称: 満濃池樋門
ふりがな: まんのういけひもん
員数: 1基
種別1: 産業1次
種別2: 土木構造物
時代: 明治
年代: 明治3/昭和3・26改築
西暦: 1870/1928・1951改築
構造及び形式等: 石造、間口3.5m、高さ4.2m、袖壁付き、底樋管延長197m附属
登録番号: 37 − 0026
登録回: 22
登録告示年月日: 2000.03.02(平成12.03.02)
登録年月日: 2000.02.15(平成12.02.15)
登録基準1: 国土の歴史的景観に寄与しているもの
所在都道府県: 香川県
所在地: 香川県仲多度郡まんのう町神野字神野山45-4
所有者名: 満濃池土地改良区
解説文:
弥勒石穴建設で信望を得た軒原庄蔵が安政の地震で決壊した満濃池堰堤下の石樋に代えて建設するに始まる全長197mの底樋隧道とその出口。坑口周りに五角形迫石を用い、石造のコーニス,袖壁、柱頭付端柱とで坑門を飾る。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』解説)
満濃池
満濃池(まんのういけ)は、香川県仲多度郡まんのう町にある日本最大の灌漑用のため池である。
空海が改修したことでも知られ、周囲約20km、貯水量1,540万tである。また満濃太郎とも呼ばれる。
データ 現在のデータ
形式:土堰堤供型
堤高:32.0m
堤長:155.8m
周囲:19.7km
貯水量:15,400,000m³
満水面積:138.5ha
池敷面積:142.1ha
灌漑面積:3,239ha
水源:金倉川、土器川(天川導水路)
備考:樋門は登録有形文化財
行 事 ゆる抜き
毎年6月中旬から毎秒4立方メートルの農業用水が放水され、讃岐平野の田植えが一斉に始まる。このゆる抜きの音と堤防下に整備された「ほたる見公園」のせせらぎは「満濃池のゆるぬきとせせらぎ」として日本の音風景100選に選定されている。